あらすじ
…ねぇ紺ちゃん“セックス”しようか
何となく帰りたくない放課後、秘密の屋上で紺野と出会った。
「話しかけづらい」「威圧感があって怖い」と言う人もいるけど、
カメラを被写体に向ける紺野は、いつも楽しそうな顔をしていた。
尊敬 羨望 嫉妬 劣等感──…
欲しかったすべてを持つ紺野に、複雑な感情が募っていく……
高校時代、折り重なる日常、掛け違う焦点、新鋭・苑生が描くモラトリアムラブ
感情タグBEST3
絵もストーリーも綺麗
絵もストーリーも綺麗でリアリティのあるお話でした。読んでいてとても感情移入でき、人と人との関係性や感情など丁寧に描かれていてとても読みやすかったです。
映画を見ているような感覚で、胸に残る何回も読み返したいお話です!
絶望と希望が入り混じってる。
才能は時に人を追い詰める。好きが人を傷付ける事もある。夢を持て、好きな事を仕事にしろ、と言うのは簡単だけど、そうじゃないって事を現実が教えてくれる。でも、希望もある。これはそんなお話。まだ上巻だけしか読んでないけれど、ショートムービーを見ている気分。
Posted by ブクログ
知人の薦めで購入。
ものすごく良かった。圧巻の絵の美麗さはもとより、下手な小説以上の読書感。
上巻では学校の屋上という、一見開放的に見えて実は閉鎖的な空間で出会う早川と紺ちゃん。
奔放そうに振る舞うが過去のトラウマに引きずられる早川の心理状態を「屋上」が暗示しているのだろうか。
紺ちゃんに惹かれつつ告白はするもののきっぱりと断られ、再び「屋上」の扉を閉ざしてしまう早川。
そして時は流れ、下巻へ。
3刷
2021.4.26
いい！
別作品(「兎の森」)がよかったので、こちらも購入してみました。恋人同士である以前に、人と人としての微妙な関係性とか感情を描くのがとても上手な作者さんです。まだ作品が少ないみたいなので、今後も丁寧な漫画を期待しています。
期待通り
評価が高かったので興味が沸いて上下巻まとめて購入。もう満足です。絵はもちろんきれいだしストーリーに重きを置いている感じも好きでした。
今まで読んだことのない感じ。BLは初めて読むよ〜という人に是非おすすめしたいです。
美しい
皆さん書かれてますが、絵がほんとに美しい。そしてストーリーとコマ運びがとてもいい。絵がきれいな作者さんはたくさんいるけど、それだけじゃないのが嬉しい。連続で2度読んでしまいました。
上下巻一気読みがおすすめ
前半は重めな内容
後半になるにつれて主人公が素直になって行くのが可愛いです。
上巻は軽めのえっちだけなので
読みやすい！絵も綺麗だしストーリーも良い
青春に戻った気持ちになれる作品です
空想
高校生を描いた作品を読むと、自分が高校生に戻って同じ空間にいたとしたら、と頭の中で考える事があります。紺ちゃんと早川を間近で見たかったなぁ。そんな空想が楽しかったです。
本当に好き
本当に好きな作品です！
絵もきれい、ストーリーもきちんとある、エロばっかりじゃないところもすごくいい！
お互いの気持ちに気づくまでの葛藤とか、離れた時間を超えての再会もすごくいい。
もっともっと続きが読みたいって思える作品。
あまりにも自然。だけどキレイ
とても自然でキレイかつ独特な世界。テンポが違うのかゆるやかな時間を感じる。
ただ友だちが欲しかった。持てるものの切なさが自然に理解できた。
通常の高校生の忙(せわ)しなさから、一線を画した二人の時間がいい。こんな風に感じたり、考えたりしたら、この二人のように見えるものがまた違ったのかなと彼らの瑞々しさを羨ましく思う。
このあと早川が本格的に始動するのかどうなるのか続きが楽しみです。
表紙から抱いてたイメージと違ってちょっとクスッとするところもあってこれは買ってよかった！それと下巻も一緒に買っておいてよかった…これは上下続けて読みたいやつです。っていうか先々の二人をこれからも見たいなぁ（まだまだ続編希望の強い眼差し）
人に嫌われたくなくて好きな事を諦め人生を投げてきたピアノくんに共感する。コンクールなんてものに小さい時からさらされる業界ならではの子どもたちとステージママ。
そのピアノくんが恋をした。相手は恐らくノンケどストレートのカメラくん。どうなるのだろー
紺ちゃん セックスしよう
立ち入り禁止の高校の屋上
コツがあって、知ってるひとだけが入れる
同じ先輩を通じて、屋上で会うようになった
紺野と早川
裏表なく素直に気持ちを言葉に乗せる紺野に複雑な感情を抱く早川
美しく、映画のような画面とセリフだけで心理描写が積み重なっていく様子に
どんどん引き込まれていきます。
まずは表紙絵に心奪われる
絵が好き。苑生先生の描く空気感みたいなものが好き。
早川の紺ちゃんに対する行き過ぎ？なくらいな行動に驚くけど、なんだか憎めない。
上巻の早川は男っぽくて結構好きだけど、下巻の早川はなんだか女っぽくなってて少し苦手。
前半は重め。一気読みがオススメ
デビュー作ということですが絵も綺麗で見易く、お話も面白かったです。
真っ直ぐが故に傷付き、一度大好きな音楽を辞めてしまった早川と父親の影響か幼い頃からカメラ一筋でまっすぐな紺ちゃん。
自分が手離した、好きなものを好きと言える気持ちを持った紺ちゃんに、初めは嫉妬、段々と恋心を芽生えさせる早川。上巻は早川が気持ちを自覚してふたりの関係が止まってしまうところで終わるので、暗い印象。
早川の過去は確かに彼の好きなものを辞めるきっかけとして足るものですが、そこから何故下が緩い方にいったのかはちょっと謎。根本の性格的にはあまり受け付けなさそうな感じがしたので。
まぁ高校生なのでそんなものなんですかね。。
Posted by ブクログ
高校の屋上で出会ったカメラをする紺野と、いつも鼻歌を歌っている早川。
あるとき、屋上で昼寝して雨に濡れた紺野が保健室にいくと、保険医といかがわしいことをしている早川をみてしまう。
早川は紺野に見られたことに気が付いて、ふっと保険医に紺野を重ねてイッてしまった。
それから早川は紺野のことを・・・
っていう話。
恋愛ものでもあるけど、それより早川の過去の音楽についてのトラウマ的なものや、
すきなカメラを好きなだけやっている紺野に対する嫉妬のようなものと、
心にあるこの気持ちがそういう意味での「好き」なのかと・・・
いろいろモヤモヤする高校編。
綺麗
絵が綺麗で購入！
あれ？まさか好きになった？
リアルな高校生の恋模様が伝わってきました。
切ないしきゅんきゅんするし、ずーっとうずうずしっぱなしでした。
Posted by ブクログ
表紙が良すぎたのでジャケ買いしましたー。元はWEBで公開してたんですね。
絵と雰囲気がとてもよかった！主人公二人も良いキャラでした。
好きな音楽でうまく周りと馴染めなくてこじらせてる早川と好きな写真にまっすぐ生きている紺野という対比で進むお話ですね。上巻と下巻で主人公（というか視点というか）が入れ替わるんですけど、上巻はもがいてる早川に対して、すごいあっさりで来るもの拒まず去るもの追わずな雰囲気で終わった紺野が、下巻になって変わるのはいいなあ、と思ったのでした。
すごいあっさり風味でした。もうちょっと踏み込んでたらもっと好きだったかなあ、というのはある。でも絵と雰囲気はとてもいいです（二度目）。
