主人公のジルベールは、パリにある有名シェフのレストランで働く気弱で引っ込み思案なプロンジュール。プロンジュールの仕事は皿洗いと雑用。来る日も来る日も厨房で皿を洗っている。前のレストランからここを紹介されて移ってきたときは料理人だったが、トラブルで降格されたからだ。ある日、そんなジルベールの下に雑用係としてやってきたマルコとの出会いが、ジルベールの人生を大きく変えていく…のですが、とにかく読んでください! 料理マンガとしてもお仕事マンガとしても、とにかくおもしろいんです。登場人物はみんな一癖も二癖もあって、でも全員にちゃんとストーリーがあって魅力的で、そして何よりジルベールがいい人で、読んだ後にあたたかい気持ちになって、また読み返したくなって、そして続きが待ち遠しくなります。
でも、この本を読んでいるとフランスの料理が食べたくなります。気を付けてください。
感情タグBEST3
エドがもう重くてかわいい。オタクのヲタ友に対する重い愛で過去に失敗してるのもいい。
ジルとマルコがエドにした話も良かった。
魚セクションの方々の話やメグレーシェフのしたたかな話やジルの帰省の話。
名言はカトリーヌの「猫が足りない」
猫は癒し。真理。
ジルの父親との確執が気になります。
アキオ達が日本に帰ってしまうのは寂しいですが、帰ってからの彼らも描かれるといいですね。
刊行ペースが遅いのだけが残念…
待ってました!
ページの密度が高く読みごたえがあるのに、面白くて一瞬で読み終えてしまった。
ジルはエルザを(恋とは別に)大切にしていることがわかって良かった。
かなり前から気になっていた問題(メグレーシェフたちの仲と、ジルの父)の片方についに触れた……と思ったら、次巻へ続く。次こそ父のことを掘り下げ...続きを読むるのかな、どんな関係なんだろう。
次は来年……待ち遠しい……。
大好きです。特にジルベールさんとマルコの関係が!2人の特別な感じがとても素敵です。2人共優しくて賢い?器が大きい?なんて表現したら良いのかわからないですがとても良い。
今巻も面白かったです!
なんでもない日々の中で、その瞬間から生涯忘れられなくなるような出来事や言葉がある。それこそ人生を左右するような瞬間も。
言った方は何気ないからこそ、スッと心の奥底に入ってくる。
この作品には、そんな瞬間が日常の中で綴られている。