あらすじ
親友マルコから結婚パーティーの依頼を受けた、料理人ジルベール。幼馴染で同僚のエルザから向けられている感情に気づかぬまま、思わぬ事故から、かつて想いを寄せていた女性・ジジとの日々が記憶の呼び起こされて――。みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2020男性部門賞受賞!! ◆電子版特典おまけマンガ付き!
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主人公のジルベールは、パリにある有名シェフのレストランで働く気弱で引っ込み思案なプロンジュール。プロンジュールの仕事は皿洗いと雑用。来る日も来る日も厨房で皿を洗っている。前のレストランからここを紹介されて移ってきたときは料理人だったが、トラブルで降格されたからだ。ある日、そんなジルベールの下に雑用係としてやってきたマルコとの出会いが、ジルベールの人生を大きく変えていく…のですが、とにかく読んでください! 料理マンガとしてもお仕事マンガとしても、とにかくおもしろいんです。登場人物はみんな一癖も二癖もあって、でも全員にちゃんとストーリーがあって魅力的で、そして何よりジルベールがいい人で、読んだ後にあたたかい気持ちになって、また読み返したくなって、そして続きが待ち遠しくなります。
でも、この本を読んでいるとフランスの料理が食べたくなります。気を付けてください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
みんなバラバラなんだけど、一人ひとりは天才的で、それをジルベールがまとめていく。ジルベールはコミュニケーション取るのが苦手なんだけど、少しずつ自分自身も変わりながら、よりよいチームを作っていく様子。個人個人のエピソードがあって楽しくなってきた。
Posted by ブクログ
「僕を愛してくれる人なんて誰もいないのに」って言ってたけど、エルザがいて、過去にはジジがいて、周りにはマルコやお姉さんのリカがいて、アパートにはジャンやアキオたちがいて、羨ましい。。。
この漫画は、パックスとかお湯事情とかフランスのシステムが知れるのも面白い。
優しくて面白い
キャラのみんなが優しくて温かくて読んでほっこりします。面白かった…マルコとジルベールの話よかったです。ジルベールの過去の話も色々と…続きもますます気になります。
この漫画の空気が好き
人と人との関係を繊細に優しく描いている作品。どこか物悲しくもあり、それでも最後には心が温かくなるように思えるのはきっと随所に散りばめられた素敵な言葉と描写の積み重ねによるものなのだろうと思います。
ジルベールさんの過去や心の傷も明かされ、これからどのように展開していくのか。次巻も待ち遠しいです。
Posted by ブクログ
だんだん沼にハマらせようとしてきた
結婚式のドレス一緒に選んでくれないやつ大丈夫?
マルコもねーちゃんいるのわかる。ねーちゃん持ち上げたり大事にしてるあたりも
マルコモテるのわかるよ。。
ヤンとマルコ2人ともお姉ちゃんの言うこと聞くけど、 力関係また違う姉弟。ヤンのお姉ちゃんもいいし、妹みたいなマルコのお姉ちゃんもいいよね。そんなお姉ちゃんに、弟してるマルコも良い。
小さい頃マルコかわいいのわかる!!ほんとにかわいい!!それなのにデカくてもじゃもじゃでムキムキで全然かわいくないのすごい…刺してくる……
器用でなんでもできちゃうのね、うんうん
なんでも付き合ってくれるの…!そういうところだね…
自分から誘うことがない、誘われるばかりって、人物像がすごいなあ。豊か
エルザがニコニコしてるのはジルベール気づくんです!どんどんエルザがギャグ担当
ジジ…かわいいね…髪下ろしても…きれい…好きになるよね…2人幸せそうなのに…過去の記憶という時点で切ない感じ漂ってる( ; ; )
偶然装ってるのかわいいね
名前も出てこない命の恩人。うーん大人というのか…でも少なくともその他よりは近い存在じゃない?
なんかジルもそういうこと言うんだ…とか言って決裂しそうって怖かったけどそうはならなくてよかった
他にも女いるのクズだしクスリ売ってるのでもうだめだけど、何も知らないのを教えてくれたり英語勉強したらって言ってくれたら入れ込んじゃう
でも結局別に好きとかなかったんだのよね(;;)
自分のせいで辞めちゃって会えなくなるの悲しいけど、あとから分かるけどあんまりジル愛情たっぷりは得られてないみたいで、その寂しさが現れたときこれは沼らせにきてると感じた。こういう感じでくるとはあんま想定してなかった
それにエルザはまるのいいね〜〜
ただのほのぼの回入れてくれて助かる。休まる。
ずっとクロックムッシュの視点で、見つかって初めて大きく移すの見つかった!!って思う←そのまま
猫だいぶ簡略化でかわいい。ふわふわ感伝わる
いろんな家族の形
割とジルに似てる感じだと感じるんだけどなー
Posted by ブクログ
生姜とトウガラシのレモネード、切ない初恋の味だね。「ジル あんたがどうしていつも一人なのか教えてあげる 自分を大切にできないうちはね あんたを心から愛してくれる人は来てくれないの」今も自信なさげなジルベールだけど大丈夫。ジルベールを愛してくれる人はたくさんいるよ。がんばれ!
問題が減ってしまった
主人公たちの抱える(性格上の)問題が減ってきて、少し普通の作品になっちゃったかなあという気もします。
自分の気持ちを表現するのが苦手な主人公が、同じように、人の気持ちがよく理解できない人と働いているのが面白かったのだが。
繊細な描写は前と変わらずなので、そこは楽しめます。
Posted by ブクログ
リカが語るマルコ、エルザの元に届いた一通の手紙、風邪をひいたジルベールの夢…いろんな形で描かれる想い出。大切な過去をそれぞれに持った人々が共に暮らす場所、それが「今」なのだなあと思います。今がまた、未来の「大切な想い出」となりますように。その流れとは全然関係ないけど、妙にミステリちっくな猫の行方不明エピソードがツボでした(笑)。