【感想・ネタバレ】ソードアート・オンライン18 アリシゼーション・ラスティングのレビュー

あらすじ

「――キリトくんだ。わたしのキリトくんが、帰ってきた……」 ≪アンダーワールド≫全土が混沌と化す、≪最終負荷実験≫の二日目。≪人界軍≫最強の整合騎士ベルクーリ、スーパーアカウント・太陽神ソルスを持つシノンを打ち破ったガブリエルは、≪ワールドエンド・オールター≫を目指すアリスを追う。一方、圧倒的な数の≪暗黒騎士≫に包囲された≪人界軍≫囮部隊の戦場では、アスナの奮闘、リズベットやシリカらの助力虚しく、ついに自失状態のキリトが、ラフィン・コフィンの残党≪PoH≫につかまってしまう。積年の恨みを晴らさんと、PoHの毒牙がキリトに迫り―― 瞬間。キリトのこころの中に、声が響いた。それは、共に暮らし、戦い、笑いあった彼の親友の声。たった一人の、最高の相棒の声――。ついに、キリトは復活する。アンダーワールドに生きる≪すべて≫を、救うために。

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「ゲームの中での死は、そのまま現実世界での死に直結する」、そんな地獄のゲームに巻き込まれてしまった主人公・キリトが、自らの剣の腕だけを武器に、文字通り死にもの狂いでゲーム「ソードアート・オンライン」の世界を攻略していく、という物語。

この作品の魅力は、「ソードアート・オンライン」というゲームのリアルな世界観と臨場感を細部にわたって味わえるところ。

とにかく描写がすごい! 「ソードアート・オンライン」では、プレイヤーは「剣」を武器に戦うことになります。その分、敵との戦闘は接近戦が中心となるため、さまざまな剣技や仲間との連携技など、迫力のある戦闘シーンの描写は、実際に剣が交錯する音や息遣いが聞こえてきそうなほど……!

また、他のプレイヤーがログアウト(死)してしまうシリアスな場面には「自分がもしこのゲームに巻き込まれたら……」と思わず想像してしまって、ゾッとします。リアリティの演出がすごいんです。

とはいえ、重いシーンばかりではなく、キリトと他プレイヤーとの交流や、ヒロイン・アスナとのやりとりなどほっこりするシーンも適度にはさまれているので、途中で疲れることなく一気に読んでしまいました!

現実よりもリアル!? なゲームの世界に、あなたも没頭してみませんか?

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魅力

長編物を読んでいると
「ここで終わらせておけば良かったのに・・・」
と思うことがあるかと思います。

私も今巻を読んでいる最中,
「私はそろそろアリシゼーション編も終わりだなぁ・・・。」
と思う一方で上記の様な思いを持っていました。

しかし今巻を読み進めていく内に作中で
比嘉が「この先を見てみたい!」といったような感情を抱くシーンがあるのですいが,
私の感情も完全にマッチしていました!

少し前までは「ここが終わりどきか・・・」と思っていたのに
「この先は何としても見たい!」と渇望させる程の魅力には恐れすら抱きますが,
いつまでもSAOの世界に魅了されていたくなる何かがあるのは確かです。

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2019年05月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アリシゼーション編最終巻ということもあって盛りだくさん。(肉体で、)武器、必殺技を使って戦って、それでも勝てそうにない相手には、やはり気持ちの部分で勝負していくしかないのかな。主人公一人分では足りなくて、みんなの力を合わせて、みたいな展開にならざるをえない? クラインのセリフでもほぼ語られているけれど、DBを意識している?(元気玉、舞空術?)「真意」という言葉が結構出てきて、どんなふうに『アクセル・ワールド』とつながるのかなと勝手に想像。《PoH》の名前の由来が書かれていて、ずいぶん前の段階から正体についても考えられていたのかなと。キリトがドラゴンを救う方法が逆転の発想的。UWで200年も過ごすキリトとアスナはもう正常な状態で戻ってこれないかもとみんな焦っていたのにもかかわらず、二人ともすんなり戻ってきて若干拍子抜け。アリスのラースから抜け出す方法や暗号の解読がミステリでも使えそうなネタ的な。最後の方で、ここ数巻あまり活躍のなかったユイの出番があるけれど、彼女の存在のお陰でキリトとアスナが擬似的に「親」という役割を与えられ、キリトが浮気することを防ぐという重要な役割を担っているのだと認識。最終章「プロローグⅢ」が壮大過ぎてちょっとついていけなかった。でもユージオに活躍してもらうためにはそうするしかなかったのかも。ラストページのイラストは感動的。とにかくこの先も楽しみ。

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2017年12月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アリシゼーション編完結?
長編。リアル・アンダー両方の戦いが濃密に描かれていました。気になる伏線も残しつつ。
うーん、Endって書かれてるけれど、しっくり来ない区切りだなぁ。
次の巻、どうなるんだろ?予測もできないや(^^;)

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2021年12月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

長大なアリシゼーション最終巻。ちょっと風呂敷を広げすぎた感もあるが、これだけの長尺を破綻なく乗り切ったのはすごいなと思う。
いくつか疑問がある。アドミニストレーターは本当に消えたのか? ニエモンに入り込んだ茅場晶彦はどうなったのか? 比嘉がコピーしたキリトのフラクトライトはどうなる? アリスにメールを送信したのは誰? PoHはなぜ消えたのか? ……結構多いな。
調子に乗って19〜21までも購入したのだが、19・20はアリシゼーションの補完らしい……。まだまだ続くのか。

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2019年05月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【ネタバレあり】アリシゼーション編完結

挿絵にあるクライン氏の台詞「いっつもいつもオイシイとこ持っていきすぎなんだよ、オメエはよう……」が本巻を表わしています。心意を駆使してのサトライザーとのラストバトル。

現実のラースでも侵入者達との最後の戦い。窮地を救ったのは意外な人物。

大団円とは言えない小団円で一旦事件は終わりますが、その余韻が次第に大きな音に変わるように物語はラストを迎えます。

やっぱり全ては彼の仕業? もう一人の敵は何処に行った?(そもそも和人を襲った奴はどうなった?)、とまだまだ気になることがいっぱい。

何よりこの物語の先にあるアクセル・ワールドの世界にどうつながっていくのか、とっても気になる終わり方でした。

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2018年12月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

長かったアリシゼーション編がようやく終わった。異世界戦争とラース襲撃事件は、目覚めたキリトが無理やり終わらせた。しかし、アンダーワールドの存続や茅場晶彦のこと、何より最後のプロローグで語られた宇宙での戦いなど、ちっとも完結していない。スッキリしないまま、新章を待つことになった。

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2016年08月16日

シリーズ作品レビュー

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