入った人間は生きて出てこられないと噂の天堂家。その天堂家へ嫁ぐ予定の鳳城蘭が、恐怖のあまり川に身投げをしようとしたところを、主人公が救ったところから物語は始まります。
主人公は、孤児の自分を育ててくれた「じっちゃん」を亡くしたばかりで、じっちゃんの後を追って、「誰かの役に立って死のう」としていたところだったのです。
そうして死ぬ覚悟で蘭の身代わりとして天堂家へ乗り込んだ主人公ですが、結婚相手の天堂雅人に早々に偽物とバレてしまい…。
よくある身代わりモノなら、ここで偽物婚約者生活が始まってもよさそうなものですが、さすが斎藤けんさん。そう簡単に話は進みません。
死にたがりの割に至って素直な主人公と、ドS…の一言では括れないほど捻くれた性格の雅人、この二人がこれからどうやって距離を詰めていくのか、また黒い噂の絶えない天堂家の謎とは一体なんなのか、目が離せません！
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少女漫画枠のファンタジー
匿名 2023年06月16日
この作品はファンタジーで読める貴重な作品。
ララの作品久々にじっくり読んだけど、
斎藤けん先生の変わらない柔らかな絵柄がイイ◎
純粋な主人公だけど、見た目や育ちが等身大だから、感情入れて読みやすい。
丁度いいビジュアル◎。ララっぽい。
地味な主人公に下手にソバカスとかまで書いちゃうとやり過ぎだなあ...続きを読む‥と感じるので。
この作品は途中から読んでも入っていきやすい
と思う。
他社の少女雑誌のファンタジーは、絵柄や
ダークな表現が、雑に見える物もある。もう少し何とかならないのかなと思ったりする。そして途中から読んでも中々入っていけない‥
薄幸の少女が虐げられながらも健気に生きる話かと勝手に思ってましたが、武術使えるわサバイバルでも全然生きていけそうだし、強いヒロインで意外性があって面白かったです。
中々に闇が深そうな雅人がどう変わるか見物です。
絵柄が好みならもっと嵌まれそうなんだけど、デッサン狂いがかなり気になる......
絵が独特で、主人公「らん」が可愛くないので最初は
苦手でした。が、読み続けていると「らん」がどんどん可愛くなってきます。
明治維新後の日本が舞台。
唯一身寄りと呼べるじっちゃんが死んでからは、生きる意味を失い！ひたすら人を助けて死ぬ事ばかり考えている娘と、貴族の青年の物語。
一巻の時点で相当に面白いです。
一話分かと思ってたら本当に一巻分で驚いた。太っ腹。
金にも物にも興味なしのおじいちゃん子が、おじいちゃんのいない世界からさよならするために奮闘するストーリー。
偽蘭のハイスペックさがいいです。ただの貧乏娘かと思いきや、性格の真っ直ぐさと強さ、加えて体術等肉体的強さ。これから新たな生活の場所で、どんな役割を担っていくのか。これは続きを読まなくては！本物の蘭様は無事なのかしら？
匿名 2020年02月06日
とにかく好みの設定がどストライクでした。
主人公は見た目が可愛いのに中身は男前でかっこいいです。シリアスではあるのにハラハラしたりドキドキしたりキュンキュンしたりと一気に読んでしまいます。面白いです。
最初は、怖い人と思ったが、この頃、偽者のらんを、好きになっていくような感じにとれますね。思いやりもあるし、ただお互いに思いあってる事が判らないのかもと思います。将来的に、二人は夫婦に成るのかなと、胸キュンしてきます。これから読んでいくのにとても楽しみでワクワクしてきます。でも凄いですね、らんの身のこ...続きを読むなしは、最高です｡怖い物なしの彼女は、本当に幸せになってほしいと思います。早く続きが読みたい。二人の胸キュンを沢山書いて欲しい。
死ぬために生きているなんて。
明るく振る舞ってる健気な姿に泣けました…
名前もないなんて。
生きる希望が持てるといいです。
無料だったので読んでみたら面白くて一瞬でした。
ヒロインが強くていい。雅人様もドSでなかなか好きです。
これからの展開が楽しみです。
何気なく読んでみたけど、思ってたよりはるかに面白い。
雅人様とらん、どちらも個性的でキャラが強い。
二人のやりとりが面白くてハマります。
ヒロインが不思議な子ですね。育てのお爺さん、一体何者なのかも気になります。ヒーローが怖いけど、彼女といると笑いますよね。もう既に惹かれているのでしょうか。彼がこれから天堂家をどうしようとしていくのか楽しみです。
ヒロインがちょっとすごい野生児かと思っていたら、死んだじっちゃんのところに早く行きたくて仕方がない子。人を助けて死にたいと。雅人さんはこの子を利用しようとしてるようだけど、実は自分の身体を犠牲にして助けてくれてるんだよね。最後、じっちゃんへの執着を切ろうとする雅人さんが強引だけどカッコ良かったなー。
主人公のらんが、「じっちゃん」とか「畑が」とか言っているのは、ほのぼのしてていいんだけど、体術とか色々武術を身に付けているのは、話としてできすぎかな、と思う。
あと、雅人さんのこと、綺麗な人と言ってるけど、絵的に綺麗とは思えない。
Posted by ブクログ 2015年08月24日
斎藤けんさんの新刊が一年に二冊も読める喜び。
ただ、雅人の帽子が面白い形状だと思ってしまう。
斎藤けんさんの作品は、シリアスとギャグの落差、淡い狂気を感じられる点が魅力的でとても好きです。
始めは、雅人のひどい行為をなんだかんだ許す蘭に疑問を感じ、シリアスなのかそうでないのかよく分からなくて戸惑...続きを読むってしまいましたが、蘭自体も狂気をはらんだキャラであるという点に気付くと、納得しました。（自己解決）
続きが本当に楽しみです…！
主人公として出てくる娘さんの行動原理や、その彼女が偽物の身代わりと見抜く天堂雅人さんの言動がもうひとつスッキリしないです。一応、2巻までは読んでみます。
主人公は捨て子で身よりのない女の子。ひょんなことから天堂家の雅人に嫁ぐ伯爵令嬢の替え玉に。女の子は可愛いんだけど、雅人がちょっと恐い。少女マンガだし、この二人はこの先恋仲に発展するのか？現時点では一向にその気配はない。ただ二人の掛け合いはくすりとオモシロいのであっという間に読めた。
Posted by ブクログ 2019年03月15日
最初読んだ時は理由付けがちょっと無理あるかなと思ったんだけど、2回目読んだらなんかしっくり来た。
らんが初めて蘭になった時、ああいう場面てたいてい劇的に化けてると思うんだけど、「見事な七五三」でめっちゃ笑った。
2話の「家に帰りたい」からの流れもいい。立花さんがいい味出してる。しかし雅人が助けたの...続きを読むは意外だった。
3話
あぁそうか、そういう境遇だからほだされちゃったのかな。
あの犬の場面のらん、かっこよかったな。
4話
ようやく帰れたものの、雅人に家を燃やされる。ひでぇな雅人様。
最後の立花さん、やっぱいいなぁ（笑）
無料の2巻の途中まで読みました。うーん…私にはイマイチ。らん(平仮名の方)の言ってることとやってることの矛盾にイラッとしました。死にたいって言ってるのにアレは嫌だコレは嫌だってわがままばかり。人を助けて死にたいってのもただの本人のわがままですしね。なんかもやっとします…。
