あらすじ
主将としては、ボクがNo.1だ!!
夏の関東大会初戦、伯麗ISとの試合は能京リードで進む。
しかし、世界組の伯麗ISの部長・外園の、チームの士気を上げるプレーにじわじわと追い詰められていく能京。
状況を打破するため、宵越は大会で初めて新技を使う――!!
肉体と頭脳を駆使するスポーツ格闘鬼ごっこ!
カバディ、カバディ、カバディ、カバディ、、、と連呼するだけのイメージしかなかったカバディが実はスゲー熱い!!
と偏見がひっくり返るほどの衝撃を受けた。
狩りが源流とされるカバディは「団体による守備」と「個人による攻撃」の鬼ごっこにも似たスポーツ。鍛え上げられた肉体を駆使することはもちろん、複数人での追い込みにも似た守備と、それに対抗する個人による裏をかく攻撃と頭脳戦もハンパない。
登場人物の多くはカバディ初心者で個々人の特徴を活かした成長とともに、カバディへの理解が深まり、カバディにハマる!
読むとカバディがしたくなること間違いなし!
感情タグBEST3
伯麗ISの部長・外園の、チームの士気を上げるプレーを関が止めたことで流れを変えたところや勝利した後で外園の言葉で勝ち続けることを新たに決意するところが良かったです
メリハリが出てくるようで安心し
個人的に、優勝するか敗退するまでずっと試合が続くと思っていましたが、試合と試合の間に日が空くようです。マイナー競技の大会で遠方から来ているチームもあるのに、そんなわけあるかい、とは感じましたが、メリハリは出てくるようで安心しました。
大山律心戦開始
因縁の相手、大山律心戦開始です。
個人的には奏和戦とならんでトップツーに入る好きな試合です。
亜川コーチも久納ちゃんと同じかそれ以上に好きです。
負けたら終わりの勝負
外園と王城の部長としての在り方を比べると色々と面白い。また外園は最後まで部長としての施設を示し続けれたのがカッコよかった。
Posted by ブクログ
初戦:白麗ISの結果はわかっていたので、話の展開への驚きやわくわくは少なかった。白麗ISは、紹介される選手の説明がどこか希薄であったり、世界組である外園の能力が突飛なものでもないところがあったからかもしれない。
この戦いは、能京のメンバがよく描かれていたと思う。
この試合は、相手から学んだことは少ないだろうことが読み取れ、練習が機能したと言える回だった。
ただしその結果、万年1回戦負けの能京が勝てた気がする。
色んな人の個性を伸ばして戦って勝てるのは正直甘いというか、それは団体スポーツにおいてはありえないだろう。身体のつくりが違ったとしても。