肉体と頭脳を駆使するスポーツ格闘鬼ごっこ!
カバディ、カバディ、カバディ、カバディ、、、と連呼するだけのイメージしかなかったカバディが実はスゲー熱い!!
と偏見がひっくり返るほどの衝撃を受けた。
狩りが源流とされるカバディは「団体による守備」と「個人による攻撃」の鬼ごっこにも似たスポーツ。鍛え上げられた肉体を駆使することはもちろん、複数人での追い込みにも似た守備と、それに対抗する個人による裏をかく攻撃と頭脳戦もハンパない。
登場人物の多くはカバディ初心者で個々人の特徴を活かした成長とともに、カバディへの理解が深まり、カバディにハマる!
読むとカバディがしたくなること間違いなし!
感情タグBEST3
因縁の奏和戦。奏和のエース、高谷に能京は絶体絶命のピンチに追い詰められる。
そこで能京を救うのは、誰もが予想しなかった、あの男だった…。
王城対六弦の決着も描かれる、現在のスポーツマンガの最高峰の戦いを目に焼き付けろ!
王城と“奏和の部長”の因縁も、終盤の高谷も、不倒宵越も、てんこ盛りの熱い展開をぶっちぎりで越えてくる、最終攻撃の激熱さが最高です。
今までの伏線を完璧に回収しつつ、究極のかっこよさに涙と鳥肌が止まりません。
個人的には全漫画史上最も好きなシーンかもしれません。
奏和・能京の両副部長のカッコ良さに震えが止まらず、同時に、部活をやっていた現役の頃、どうして自分はこの二人のように在れなかったのかと後悔が押し寄せてくる、そんな17巻。
学生時代に部活に打ち込んでいて、挫折や諦めを経験した者なら刺さるのではないだろうか。
少なくとも自分には思い切り突き刺さり、読...続きを読むみ返しては視界が滲む、ということを何度も繰り返している。
もしも現役だった頃に読んでいたら、こんな後悔を抱えずに済むくらいひたむきに部活動に打ち込めていたのだろうか。
試合の行方がまだまだ分からないですが、どう転んでもいい試合に決まってる
井浦副部長のパートに感動しました!
なんだか凡人の努力が報いられて良かったです