あらすじ
そこは永遠に宇宙の中心。別れの時は突然に、そして人生は続く……。ジェームスは、アフリカにある人類の源泉とされるオワキンクに王として招聘され、アメリカを去ることに。そしてカーターにとって、別れの朝は突然やって来た……。一方、〈アイズ〉の中枢であるコンピュータ・ゼラと融合しすっかり変質したAIのアリスは、ジェームスの暗殺計画を進めていた。長く人類の歴史の陰で蠢き続けてきた〈アイズ〉に対抗しうるのは、もはやジェームスしかいなかったからだ――。大人気クロニクル、待望の最新巻!!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私はアンジェラが大好き。
ジェームスとの別れのシーンのアンジェラの涙には、私も大つぶの涙がこぼれました…。アンジェラの涙するシーンでは、私もすごく泣いてしまう。
私はアンジェラが大好き…
しっかり者の、辛辣なピリ辛インテリ女子大生のアンジェラ
じつは1番綺麗な心の女の子かもしれない。
アンジェラの涙はすごく綺麗
いつもは辛辣な言動をして、人に頼ることなく、自立心旺盛なアンジェラ
人に何と思われても、自分の芯がぶれないアンジェラ すごく利他的で、その人のためになるなら、厳しい苦言がすらすら出る、それで喧嘩になろうが、嫌われようが、気にしないアンジェラ
すごくいい女なのに、自分のことをそう思っていない、自分のことを考えてないアンジェラ
環境会議のパーティーで、大勢の敵対勢力、テロリスト達に囲まれた時、あんなに小柄で華奢なのに、強い強い女性ボディーガードのオクヨルンとの息のあったナイスなプレイで、敵から奪ったマシンガンをぶっ放すアンジェラ
ジェームスの友人の盲目で車椅子の環境保護戰士 ソアの愛犬、盲導犬が、主人を守ろうとしてライオンに殺された後、緑だらけのカーターの館の庭に埋められたことを知った時の、ソアに気づかれないように静かに涙したアンジェラ
批評家の、なんとかいう人(名前忘れた)が、ジェームス達の弱みを握ろうと、カーター宅に忍び込み、番犬のローズに暴力した時、カーターの愛犬のおバカなケントが批評家に噛みついて、連れて行かれ、殺処分になると決められた時のアンジェラの叫び、号泣するアンジェラ その後、ケントを救おうとあらゆる努力をするアンジェラ
ケントが助かったときの、喜びのアンジェラの涙
。。。これらは、この44巻ではなく、印象的なこれまでの、アンジェラの涙をピックアップしました。
ああ、アンジェラ好きな人と、語りたい!でも、現在手元に最新刊44巻しかないので、すごく多い登場人物の名前とか、複雑なストーリーとかを 把握しきれていない…全巻 読み返したいけど、時間がありません… 老後の楽しみにしておきます。
Posted by ブクログ
最近、パームが終わる。人生の終わり、パームをきっかけに我々はパームを読みたくて集ったので…終わりは予め知っているものの、読むのが苦しいし怖いと思ってたんですが、今巻では幾つかの喜ばしいことがあり、それぞれが語り合い、感情を確かめ合い、別れを惜しむ。
まああの、「カーターは複雑な人よ」で本当に涙しましたが。
カーターが序盤で「今度は運命の女神が尋ねてこない限りこっちから動く気はないね」と言っていたのが、とてもとても好きだったんです。
失うものがあるという寂しさと苦悩と幸福。
あと、まあぶっちゃけ私も「人間が滅んでも地球には回復力があるからな」と思っていたので、幾分晴れやかな気持ちになれました。
この愛しい世界の中で、少しずつどの様に物語が終わっていくのか、ちゃんと読み続けたいです。
あの頃の友人は2人減り、私はと言えばまたカーターみたいになっています。
それでもこの世界の最期が読みたいです。