【感想・ネタバレ】パーム (13) オールスター・プロジェクト IVのレビュー

あらすじ

レビンから200万ドル巻き上げる。架空の映画に投資させた詐欺作戦(コンゲーム)は成功した。その興奮の中、CIAに協力したフロイドはジェームスを捕まえてしまう。豪雨の中、留置所から脱走したジェームスはマティックを逃がすために国境を目指すカーターらに合流し……!?『オールスター★プロジェクト』完結!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

パーム14 オールスター★プロジェクト? 伸たまき 新書館ウィングスコミックス ISBN4403612636
500円(税込)1991年9月10日初版
【ストーリー】
死神そのものだったサロニーの影にいまなお脅かされ日増しにプレッシャーが大きくなっていくサーリング。彼の心の安寧はジェームスらサロニーを知る者を消し去ることでしか得られないのだ。ジェームスは拘留され、カーター達は隠密裏にマティックを速やかに逃亡させる手助けをしながらジェームスを取り戻すことも考えたい。逃亡したジェームス並びにジェームスを追い詰めるための証人であるマティックを再び捕らえようと追いついたCIA陣営。鍵を握るのはフロイド警部の腹一つ。
最後にこの物語の登場人物の辿る人生の道行きが語られるが、今はまだその中間である。
コン・ゲームとCIAのサーリングの陰謀とフロイド警部の立場を決めた『オールスター★プロジェクト』完結。
【感想】
ジェームスが熱に浮かされている時に見た夢がこわい。そして強い。悲しくて綺麗で残酷で優しい。鮮明な印象が残るシーンだった。幼いサロニーには泣けた・・・・。ジェームスの歩いてきた人生ゆえに追ってくる者達との対決を描いた本編とその導入部にあたる前作の『星の歴史』は、シリーズに欠かせないエピソードだったと思う。一般の漫画が持つ「こうならなきゃ。こうなって欲しい。こういう見通しだ。こうなったら終わりだ。」というイメージがこの作品に限って全然該当しないのは、「漫画としてのストーリー」と同時に「人間同士のつながり」を深く広く独創的に魅せる作品だからだろうか。この先も彼らの人生があるがままに見られたらファンとしてそれに勝る幸せはない。

1
2009年10月04日

Posted by ブクログ

「パーム」シリーズ第14巻。
シリーズ6話「オールスター・プロジェクト The All-Star Project」最終巻。

0
2009年10月04日

シリーズ作品レビュー

「少女マンガ」ランキング