あらすじ
農場というシドの牢獄を逃れたジェームスは、エリーの組織の本部で深手を負った体を休めていた。巨大組織エリー内部に蠢く思惑と憎しみ。誰も知らないエリー壊滅の謎がついに明らかに!?すべてを超える、力がそこに!
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Posted by ブクログ
今までのシリーズでうっすらと見える程度だった話がくっきり明らかにされていく。もつれた糸がほどけていくような感覚。
しかし重い…そろそろパームらしい軽妙な笑いが欲しくなってきた。
Posted by ブクログ
「蜘蛛の紋様」は、カーターの物語ではなくて今のところジェームズの物語の比重の方が大きいようです。読む前は、カーターの生い立ちのお話だと思っていたので、けっこう意外な展開かも。
そして、2人の出会いが近い。
しっているはずの場面が、きっと想像以上に意味をかえてでてくるんだろうなぁ。
最近、なんかわからない物語のワンシーンを思い出して、ツラツラと考えてみるに、パームの1エピソードだったということがけっこうあります。
思った以上に、物語が心に残っているみたいです。
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ過酷な人生を歩んできた主人公というのはよくある話だけれど、違和感なくコメディもやれてしまう、そこが深い。もちろんベースはすんごくシリアスでテーマはどんなときでも深い、深い。それを時折コメディで軽く笑ってみせる。完結までぜひ読みたい作品ナンバーワン。まだまだ続くみたいだけれど。