あらすじ
ネガットファミリーのナンバー2、ゴアの呼び出しに応じ、FBIのハリーとともに会合場所に向かったジェームス。ネガットの後釜を狙うマフィア幹部、組織の撲滅を画策するFBI。謎に包まれたジェームズの父親……。さまざまな思惑がからみあった1984年の夏、やがてすべては明らかに──!!パームシリーズ探偵篇、ついに完結。
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Posted by ブクログ
最後の探偵編。
これから、4年後に物語は終わる。それは、多分、決定されたこと。
ジェームズは、4年後の終わりを見据えて物事を動かしているところがある気がします。だから、「ジェームズ・ブライアンの真実」は、彼が生きている間に処理をしなければならなかった。
でも、そう考えると、彼がジョイを受け入れる気になったことの理由は、わたしには見えないのですが。「終わり」よりも先が、彼には見えているのかもしれません。
いつ終わっても、老いても若くても、それは蜜月旅行のうちに終わってしまうということなのでしょうか。
「蜘蛛の文様」は、過去編になるそうです。そうすると、「TASK」で4年の時間が過ぎるか?
なんとなく、何年かすぎた後の舞台が「TASK」という気もします。
はやく続きが読みたいな様な、終わって欲しくないような。
そんな物語です。