【感想・ネタバレ】パーム （11） オールスター・プロジェクト IIのレビュー

獸木野生

レビンから200万ドルを巻き上げるための詐欺作戦（コンゲーム）を進めるジェームスの前に、以前彼の命を狙った末に自殺したワイエスにうりふたつの男が現れた。彼は新任の警部・フロイド。入り乱れる人間関係の中、CIAのサーリングがジェームスの過去を探り出し、逮捕しようと動きだし……。

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パーム１２　オールスター★プロジェクト?　伸たまき　新書館ウィングスコミックス　ISBN4403612318
490円（税込）1989年11月10日初版
【ストーリー】
フロイドの登場にその意図を慮りどんどん煮詰まって暗くなっていくカーターにジェームスの怖い脅しが。空元気をひねり出さざるを得ないカーター。一方、カーター達の筋書き通り追い込まれていったレビンは、切り札の殺し屋を呼び寄せる・・・。他方、CIAのサーリングに、私立探偵という輩が嫌いなシャーロット警部とFBIのフロストは取り込まれるが、とりわけフロストはサーリングの真意に疑問を抱き続けている。フロストはマイケル誘拐事件の話を聞きにホロウィッツの人里離れた住まいを訪れるがそこで目にした子どもと、語られる話によって図らずしもサロニーの暗部を覗きみることになる。
【感想】
最初ジェームスが何を考えているのか無表情でよく読めなかったけれどこの頃にはだいぶお茶目な性格がつかめてきた。サロニーが美しくて悲しい・・・。ジェームスと一緒に生きる未来があればよかったのにね・・・・。まあ、どうやらのちほど一体化はしましたが・・・・。

[ブクログ · ★★★★★]

「パーム」シリーズ第12巻。
シリーズ６話「オールスター・プロジェクト The All-Star Project」第２巻。