あらすじ
磯姫の想いを継ぎ、「海宝の肴」の担当を買って出た葵。折尾屋の面々とも少しずつ打ち解け、また天神屋からの思わぬ助力もあり、順調に準備を進めていた。だが、それを快く思わない存在が、ついに葵に直接接触し……
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Posted by ブクログ
かくりよの宿飯の第五弾。
いよいよの南の地の今後の百年を決める重要な儀式。
葵が声と味覚を失ってしまったりと一筋縄ではいかなかったが、
何とか無事乗り越えられた。
いつも何の役に立ってなかった手毬河童が活躍したところが良かった。
畏怖されていた海坊主が、強大な悪魔ではなく、
穢れを連れ去るために寂しく孤独に百年という時を過ごす、
弱い子どものような存在だったというのは、
神も妖も善悪で分てない日本らしい存在かな。
Posted by ブクログ
海坊主のおもてなしを任された葵。
だが、雷獣によって味覚を封じられてしまう。
海坊主の正体?のところまで読むと悲しくなる…
あんなに可愛いのに…
最後はおもてなしを成功させて、銀次と乱丸の仲直り。
Posted by ブクログ
毎回思うけど、葵って本当に大学生なのってぐらい料理の知識すごいしなんでもつくってしまって尊敬しかない
海坊主のおもてなしのやり方から変えてしまうなんて夕がおをやってる葵しか出来なかっただろうし双子があのまま作ってたらまた儀式失敗してたのかもって思うと…
ただ次の儀式に葵はいないってのがまた人間と妖の違いが出て切ない
縫ノ陰様と律子さんみたいに結婚したらまた別だったりするのかな…?
今回雷獣のことがあったけどねねや乱丸とか敵視されてるあやかしでもみんなに手を差しのべるのは葵の良いところだからこのまま変わらないでいてほしい
銀次さんの言っていた津場木史郎の罪深い"呪い"ってのが気になる
これから出てくるのに期待
あと水墨画のところで"狭間"も出てきて、鬼嫁の酒呑童子が出てきたのは私だけではないはず…