あらすじ
磯姫の想いを継ぎ、「海宝の肴」の担当を買って出た葵。折尾屋の面々とも少しずつ打ち解け、また天神屋からの思わぬ助力もあり、順調に準備を進めていた。だが、それを快く思わない存在が、ついに葵に直接接触し……
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かくりよの宿飯の第五弾。
いよいよの南の地の今後の百年を決める重要な儀式。
葵が声と味覚を失ってしまったりと一筋縄ではいかなかったが、
何とか無事乗り越えられた。
いつも何の役に立ってなかった手毬河童が活躍したところが良かった。
畏怖されていた海坊主が、強大な悪魔ではなく、
穢れを連れ去るために寂しく孤独に百年という時を過ごす、
弱い子どものような存在だったというのは、
神も妖も善悪で分てない日本らしい存在かな。
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聴了。
二つの事実が明らかになります。海坊主の孤独と、幼い葵さんを救ったあやかしの片方が誰だったのか。折尾屋の面々とも仲良くなってやっと天神屋に帰れますね。
友麻碧,2016年11月15日,『かくりよの宿飯 五 あやかしお宿に美味い肴あります。』KADOKAWA.
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海坊主のおもてなしを任された葵。
だが、雷獣によって味覚を封じられてしまう。
海坊主の正体?のところまで読むと悲しくなる…
あんなに可愛いのに…
最後はおもてなしを成功させて、銀次と乱丸の仲直り。
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4巻からの儀式のお話。
海坊主に提供する「海宝の肴」、お酒好きとしては、とてもワクワクでした。「天狗の秘酒」とはこんな感じな?といろいろ想像しながら、楽しみました。
でもどんなご飯も、一人よりみんなで食べるた方がより美味しいですよね。なかなか「みんなでご飯」が難しい状況の今、改めてそう思いました。
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今回もいっきに読んでしまいました。
双子ちゃんのキャラがなかなか良かったなあ。
そして、私は、回を追う毎に大旦那様のファンになっていきます。銀次さんも良いけどやっぱり大旦那様が素敵だなあ。
次回も楽しみです。
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かくりよに来た人間の娘である女子大生の葵。あやかしたちに料理をふるまうことで、彼らも力が回復するという不思議な能力を持っている。
彼女が活躍するシリーズの5作目。
今回は南の地のライバル宿「折尾屋」を舞台に難関に立ち向かっている。
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シリーズ続巻ということで購入。ドキドキだった4巻からの続き話。大旦那様、なにしてんっすか……w 今巻は飯テロ感もさることながら、色んなギミックで『あやかし』感が一層強く感じられる内容に。そして最後にはホロリときて……、とにかく面白かったです! 大きな話が一段落したものの、まだまだ不穏な臭い……?次は新章開幕という雰囲気になりそうですね。楽しみですv
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毎回思うけど、葵って本当に大学生なのってぐらい料理の知識すごいしなんでもつくってしまって尊敬しかない
海坊主のおもてなしのやり方から変えてしまうなんて夕がおをやってる葵しか出来なかっただろうし双子があのまま作ってたらまた儀式失敗してたのかもって思うと…
ただ次の儀式に葵はいないってのがまた人間と妖の違いが出て切ない
縫ノ陰様と律子さんみたいに結婚したらまた別だったりするのかな…?
今回雷獣のことがあったけどねねや乱丸とか敵視されてるあやかしでもみんなに手を差しのべるのは葵の良いところだからこのまま変わらないでいてほしい
銀次さんの言っていた津場木史郎の罪深い"呪い"ってのが気になる
これから出てくるのに期待
あと水墨画のところで"狭間"も出てきて、鬼嫁の酒呑童子が出てきたのは私だけではないはず…
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恐ろしいはずの海坊主,正体がわかれば葵の哀しさが共鳴して,あまりの孤独に思わず涙が出た.相変わらず美味しそうな料理のオンパレード.そしてだんだん明らかになってくる葵の子供時代の救世主.
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「折尾屋」編後編。折尾屋の儀式の為に天神屋の従業員も総出で応援体制。最初は敵対していたのに、すっかり共闘体制に。乱丸と銀次さんの子犬豆柴、子狐姿、子供姿見たかったな〜。チビの思わぬ行動で明らかになった海坊主の真の姿。みんなと楽しく過ごして美味しい料理を食べられてよかった。幼い葵を救ったあやかしの正体もわかって、次回から葵と大旦那様の関係も変わるのかしら。今回は大旦那様あんまり出てこなかったから、次ではもっと活躍してほしい。にしても史郎の呪いとは?葵のお母さんてどうしたのかな。