あらすじ
新米刑事の乾正悟は薬物疑惑の芸能人の張り込みに失敗し、
左遷におびえる日々。
そんなある夜、何者かに拉致されて、着いたところはヤクザの事務所。
そこで出会った頬に傷持つ男は、警視庁の捜査官を名乗る。
正悟は理不尽な命令と激ウマ飯のはざまで煩悶したあげく─。
手に汗握る潜入捜査の裏側を描く第7弾!
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Posted by ブクログ
ヘタレな主役キャラが柳刃&火野コンビにどやされながら成長。その過程で身近な食材を使った、柳刃のこだわりレシピが登場という、もう毎度おなじみの展開。
それでも、7作目にもなるのに飽きないから不思議。毎回違うシチュエーションだったり、出てくる料理がバリエーションに富んでいるなど、何かしら今までと違うところがあるからかな?
今回の内容は潜入捜査だったので、ヘタレな正悟がミスしないかとか、出てくる人物それぞれが敵なのか味方なのかといったスリリングなところが特にいい感じ。
そしてエピローグで前作の登場人物らしき人達が出てくるけど、ブランクありすぎてどんな人物だったか思い出せなくて、前作を引っ張り出して読む羽目になるのもお約束(笑)
サクッと読めるので、時間があるときにまとめて読み直ししてみようかな、なんて思った次第です。
Posted by ブクログ
侠飯シリーズ 第7弾
書き下ろし。
プロローグ 張り込みに失敗した新米刑事の末路
➀レトルトカレーとパックご飯がごちそうに変身
②ちょっとお高い。でも旨さ太鼓判のオードブル
③二日酔いが見る見る回復。熱々の激ウマ朝食
④豚肉が主役。本場の味がすぐ作れる絶品レシピ
⑤スーパーの無料のアレが味の決め手、男の昼飯
⑥練らずにこねずツナギなし。これがザ・アメリカン
⑦イタリアン調味料で、ささっと作るお手軽ディナー
⑧手間ひまかける値打ちあり。特別な夜に、この一杯
エピローグ 新米刑事は任侠の道をゆく
捜査でドジを踏んだ新米刑事・乾正吾が、本庁の特命を受けて薬物の潜入捜査に投入される。
柳刃組の一員として奔走し、マル対の組長の女・サラに恋をする。
自信のなかった正吾が、柳刃達と行動を共にすることで成長し、薬物取引の悪を暴く。
安定の読みごたえ。