あらすじ
任侠×グルメ×ミステリー第五弾!
24歳のフリーター、湯原和斗は奥多摩のペンションでバイト中。宿泊客の今宮葉月は未解決の5億円強奪事件について調べているが、まわりは怪しい奴ばかり。そこに現れたのは、頬に傷持つあの男。男がふるまう絶品料理と目前に迫る時効。はたして事件は解決できるのか? こんどは何が食えるのか? 文庫書き下ろし人気シリーズ第5作!
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Posted by ブクログ
東京都内の田舎にある流行っていないペンションが舞台。
時効を間近に迎えた5億円強盗事件と借金を抱えたペンションのオーナー、語り部となるペンションに雇われたアルバイト、ペンションのお客と地元民が絡んで話は進んでゆく。いつもの二人は今回はペンションのお客。柳刃自ら又はレシピを教えておいしい料理が作られていくのと並んで、嵐の中で5億円事件の時効を迎える。
Posted by ブクログ
久しぶりのこのシリーズ。やっぱりお料理が美味しそうで、柳刃さんと火野さんの安定のコンビでした。胡散臭いグルメブロガーとのやり取り、爽快でした。和斗くんが今までの主人公とは違い、自ら進もうと始めから頑張っているのに好感が持てました。今は巣ごもりで、やや食べすぎ傾向。きちんとお腹が空かせて食べたいな、と改めて思いました。
Posted by ブクログ
今度の舞台は奥多摩のペンション。奥多摩は昨年ちょくちょく訪れた思い入れのある土地なので、それだけで好感度が高め。
ご飯のテーマはペンション飯? これといった一貫性が感じられなかったので、よくわかりません(笑)ただ、相変わらずレシピを再現できたらおいしそうではあります。
事件の方は十年前の五億円強奪事件という内容でしたが、なんとなく誰が犯人か察しが付くなど、こちらも相変わらずわかりやすい展開。印象としては可もなく不可もなく、といったところ。
シリーズのファンとしては、最後に4巻に登場した藤堂クンが議員になっていたことに感慨深い気持ちになりました。