秘境の大穴「アビス」で消息を絶った有名探検家である母親に会うために主人公の「リコ」が記憶を失ったロボット「レグ」とアビスの底を目指して旅するというお話です。
アニメ化もした本作品、とてもかわいい絵柄なのですが、その雰囲気に呑まれて舐めて読んでしまうとダークなストーリーに良い意味で期待を裏切られてしまいます!!
二人のアビスでの旅路には、原生生物や他の探検家、過酷な環境など、命を脅かす危険がたくさん存在していて、それらの敵との命のやり取りがあり非常にショッキングです!
しかし一度読んでしまったら、予断を許さない展開の連続で、目を瞑りたくなうような展開が続いても、読むことをやめられません!
骨太のダークファンタジーが読みたい方に是非おすすめです!
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謎めく深層6界の「承」
匿名 2024年02月19日
黄金の都市の不思議な村に辿り着いたリコたちは、いつの間にか分断され、それぞれの前に高い壁が立ちはだかります。
ボンドルド戦での激しいアクションに対して「街中探索系ミステリー」な展開に、じわじわくる不安と歪な謎が光ります。
それにしても今回の裏表紙は素敵に悪趣味です!
せっかく、ナナチが断ち切った想い。また、苦しむことになるなんて。
レグ、今までも何度も思ったけど、特にカッコいい!
リコと1つになったみたい。
それなのに、レグに課せられた、残酷な役割があったなんて。恐いなぁ。
深界六層成れ果て村に迫る巻でした。
異形感の強かった成れ果てたちも見慣れてくると徐々に可愛く見えてきますね。
価値のやりとりというのが抽象的で、しかも交渉によっては値切ることも可能というのが難しくて、頭が理解することを拒んでしまいます。
比較的言葉を話せるムーギィやヴエコに会ってからは、成れ果て村の...続きを読む様子が少しわかるようになりました。
またレグの存在に言及する干渉器なる存在も現れて謎は深まるばかりです。
次巻では成れ果て村の成り立ちや三賢についてがわかるようなので楽しみです。
ヒロインの下痢にはじまり 乾いたうんちをやさしくした臭いがするマアアさんが活躍するという 前巻に続きウンコネタ連投なのに違和感なく冒険がが展開されのが素晴らしい オオガスミ戦でかつてないほどヒーローっぽく駆け付けるレグの雄姿がカッコいい
今回はナナチとレグを探すリコが大半なので?リコが大活躍!ってか、リコが主人公だったのわすれてたような…。大事な場面では重要な役割を果たすけど、なかなか自分で活躍する場を与えられてなかったきがするリコ。今回は初めて?主人公のような活躍ぶり!白笛の使い方を知る巻!
Posted by ブクログ 2018年08月06日
この漫画の、というのか、つくし先生の真骨頂はクリーチャー(と言っては気の毒な面々もいるが)デザインなどに見られる「質感」なのかもしれないと思わされた最新刊。例えば、表紙への抜擢という大出世を果たした「マァァさん(仮称)」で言えば、もし近くにいたらきっと見た目は可愛らしいのだけど、絶対綺麗ではないしあ...続きを読むんまり近寄ってほしくはない嗅ぎたくはない、でも可愛らしくて憎めないみたいな、そういう精緻な感情を「質感」の描写によって引っ張り出して、掻き乱してくる漫画だなと思う。冒険ってきっと本来はこういうもんだ。楽しくて清々しいだけじゃなくて、汚くて、危なくて、臭くて、痛くて、怖い。でも、先に進むことはやめられない。
6巻から広げた風呂敷をさらにもう少し広げつつ、山を作ったところで「成れ果て村」編も中盤といったところか。気になる要素がバラまかれすぎて居ても立ってもいられないので、次巻でググッと回収してくれることに期待。しかし、またこう絶妙な性癖をつくキャラが出てきたね。。。
メイニャはとにかく存在がかわいい。もふもふして愛でたいしたいですね。
マアアさんもかわいいです。でも見た目に反しておしりが汚い(笑)。
ナナチの出番は少なめで残念