あらすじ
深界六層に辿り着いたリコたちの前に、忽然と現れた“成れ果て村”。
そこは住人たちが独特の価値を持ち、その価値を交換することで成り立っている村であった。
村を探索し住人たちとの交流をもつ三人。
そんな中、ナナチの取った行動により
リコは後戻りのできない絶望的な状況に巻き込まれていく――。
★単行本カバー下画像収録★
秘境の大穴「アビス」で消息を絶った有名探検家である母親に会うために主人公の「リコ」が記憶を失ったロボット「レグ」とアビスの底を目指して旅するというお話です。
アニメ化もした本作品、とてもかわいい絵柄なのですが、その雰囲気に呑まれて舐めて読んでしまうとダークなストーリーに良い意味で期待を裏切られてしまいます!!
二人のアビスでの旅路には、原生生物や他の探検家、過酷な環境など、命を脅かす危険がたくさん存在していて、それらの敵との命のやり取りがあり非常にショッキングです!
しかし一度読んでしまったら、予断を許さない展開の連続で、目を瞑りたくなうような展開が続いても、読むことをやめられません!
骨太のダークファンタジーが読みたい方に是非おすすめです!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
成れ果て村の言語が少し分かってくる。
巻をまたいだ伏線が多いので、前の巻に戻って読み返すのもいい。
オオガスミを撃退したのはいいが、今度はファプタが村に攻めてきそう。
さてこれからどうなるのか。
つぼミ―ティー
ナナチの大切な友達が……!
不死になってつぼに……!
可愛いけど、本物ではないっ……!
しかい、ちょくちょく舐めて来るトイレまで従業員とか何か嫌だな。
落ち着いて用を足せないよそんなの。
深界六層
深界六層成れ果て村に迫る巻でした。
異形感の強かった成れ果てたちも見慣れてくると徐々に可愛く見えてきますね。
価値のやりとりというのが抽象的で、しかも交渉によっては値切ることも可能というのが難しくて、頭が理解することを拒んでしまいます。
比較的言葉を話せるムーギィやヴエコに会ってからは、成れ果て村の様子が少しわかるようになりました。
またレグの存在に言及する干渉器なる存在も現れて謎は深まるばかりです。
次巻では成れ果て村の成り立ちや三賢についてがわかるようなので楽しみです。
マアアさんの尻だけリアル
ヒロインの下痢にはじまり 乾いたうんちをやさしくした臭いがするマアアさんが活躍するという 前巻に続きウンコネタ連投なのに違和感なく冒険がが展開されのが素晴らしい オオガスミ戦でかつてないほどヒーローっぽく駆け付けるレグの雄姿がカッコいい