あらすじ
日本の未来のために、金儲けを志す――。投資部誕生の瞬間を目撃した財前孝史は、自分にも「強い信念」があるのかと自問する。強硬に主張したベンチャー投資も、未だ1円も投資できていない! そこでベンチャー起業家のリッチーさんに会った財前は、彼からベンチャーの本質と起業の哲学を学ぶ。「ベンチャーとは、チャンスの海に飛び込むファーストペンギンになることだ!」。ついに財前の初ベンチャー投資、成るか!?
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これほど分かりやすい、投資の本は今まで見たことがありません。「投資なんて難しそうだし・・・」と思う方にこそ、是非ご一読いただきたい。
作者は『ドラゴン桜』の三田紀房さん。『ドラゴン桜』では、様々な受験テクニックや勉強法を紹介し、原作は実写ドラマ化もされ、大きな話題を呼びました。『ドラゴン桜』は「受験」がテーマでしたが、『インベスターZ』のテーマは「投資」。中学校を舞台とし、学内でも極秘の「投資部」という部活に、主人公の財前孝史が半ば無理やり入部させられるところから、話が始まります。
この物語では、投資について何もわからない主人公が、多くの魅力ある登場人物たちと関わりながら、投資の重要性や楽しさを知っていきます。投資について学ぶ過程で、ホリエモンこと堀江貴文さんや、iPS細胞の山中伸弥さんなど、実在の著名人も多く登場。現実のビジネスが絡みながらストーリーが進みますので、投資だけでなく、経済についても分かりやすく理解できます。
投資や経済について、少しでも理解を深めたいという方。『インベスターZ』を一つの参考書として、ご利用してみてはいかがでしょうか?
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
リッチーさんはカッコい
キャラクターに魅力を感じるマンガではなかったですが、「インフラを作りたい」ベンチャー企業の経営者の言葉が素晴らしすぎる。
凝り固まった企業の重役たちにも見習ってほしい精神。
「ファーストペンギン」って言葉を知れたのも良かった!