あらすじ
道塾学園投資部で奮闘する財前孝史の前に、道塾創設者の玄孫、藤田美雪が現れた。
9歳から株を始め、1万ドルを2000万円にまで増やした同級生の美少女に、闘争心をかきたてられる財前。
そして美雪も、自身が通う超名門女子校・桂蔭学園で「女子投資部」を設立!! 友達とともに、10万円からの個人投資を始める。
セブン-イレブン、セコム、ヤクルト……確実に儲かる株は、はたしてどれか。財前と美雪がそれぞれたどりついた結論とは? 「よし。この株、買いだ!」
これほど分かりやすい、投資の本は今まで見たことがありません。「投資なんて難しそうだし・・・」と思う方にこそ、是非ご一読いただきたい。
作者は『ドラゴン桜』の三田紀房さん。『ドラゴン桜』では、様々な受験テクニックや勉強法を紹介し、原作は実写ドラマ化もされ、大きな話題を呼びました。『ドラゴン桜』は「受験」がテーマでしたが、『インベスターZ』のテーマは「投資」。中学校を舞台とし、学内でも極秘の「投資部」という部活に、主人公の財前孝史が半ば無理やり入部させられるところから、話が始まります。
この物語では、投資について何もわからない主人公が、多くの魅力ある登場人物たちと関わりながら、投資の重要性や楽しさを知っていきます。投資について学ぶ過程で、ホリエモンこと堀江貴文さんや、iPS細胞の山中伸弥さんなど、実在の著名人も多く登場。現実のビジネスが絡みながらストーリーが進みますので、投資だけでなく、経済についても分かりやすく理解できます。
投資や経済について、少しでも理解を深めたいという方。『インベスターZ』を一つの参考書として、ご利用してみてはいかがでしょうか?
感情タグBEST3
やってみる事で得るモノがある
「買ってみて分かることがある」というのは格言だと思います。
何事もチャレンジしてみないと分からないことがあり、
投資にしてもそうですし、
最終的には人生についても同じだと思います。
常に挑戦しようとする主人公はカッコいい。
Posted by ブクログ
世界で一番投資の能力が高いのは日本の子供達。
(=小遣い、駄菓子屋など、子供のための消費文化の存在)
日本人は世界に先駆けて投資のシステムを開発し、うまく運用していた。
投資の能力は非常に高かったわけです。
(=江戸時代に商品取引所が存在していた。しかも、信用取引の仕組みまで発明)
↓
日中戦争から太平洋戦争にかけて、国を挙げての貯蓄奨励キャンペーンが展開され、約80年以上にわたって、貯蓄し続けた結果、お金は金融機関に預けるものという習性が体に染み付いてしまった。
Posted by ブクログ
本巻で学んだこと
●コンサバ(保守的な)、paddy(田んぼ)
●株式と銀行借入
●バフェットの半生
●具体的な銘柄(セブン、セコム、アルソック)
●日本が投資下手という誤解→子供の小遣い、江戸時代の信用取引、日中戦争と太平洋戦争による国ぐるみのプロパガンダ、郵便局の目的、インフラ整備、役所の思惑
●無人講システム
●投資コラム(投資の情報は身近•現場にある)
Posted by ブクログ
この本を読んで実践すること:
家電量販店を少なくともツキイチくらいで観察することにする。個々の商品を見るだけでなく、売り場面積の推移もチェックしようと思う。
為になりすぎる
日本のお金に関する歴史にも触れていて、歴史の面からも経済を学べる。「なるほど!」ってなります。
実在する企業の成功ポイントの紹介も良い!
Posted by ブクログ
コンサバ 安全
本気になるはリスクをとる
ウォーレンバフェット
人々がそれぞれの最も得意とする分野でできるだけ長く一生懸命働けばそれだけ社会が富む
昔はお金の流動をよくやってた
Posted by ブクログ
コンサバ=コンサバティブ。保守的な。控えめな。 インディペンデンス…自立心ってものがないの? その時計の半分は広告費じゃん 投資家として一流になりたいのなら、自分の中で絶対に価値のあるもの以外お金を払うべきじゃない 東京証券取引所 上場っていうのはお店のショーケースに並びましたよっていう意味 jinsの株は5年で10倍になった ウォーレン・バフェット 本気になるとは…リスクを取るってことよ セブン・イレブン アイスクリームのショーケースのフタをなくしてエアカーテンを導入 スウェーデンのIKEA 投資から貯蓄の国に変わったプロパガンダのせいで 貯蓄から投資へなんてスローガン 自立した個人として生きる アルソックのCMは抑止的効果をねらっている ローカルネットワークを構築 砂の栄光