あらすじ
家庭は崩壊、仕事はできない56歳のダメリーマン、山下一夫(ヤマシタカズオ)が会社の会長から突然呼び出された!弱気なおっさん・山下一夫は、日本経済の「裏」を知る――企業が巨額の利益を賭けて、雇った闘技者の殴り合いでビジネスを決める格闘試合の存在。…その名も「拳願仕合(ケンガンジアイ)」!!!!そして一夫に命じられた任務は――自社の闘技者、暴力を体現したような若者・十鬼蛇王馬(トキタオウマ)の世話係!!!果たして、ダメリーマン・山下一夫の運命は…!!??暴力×企業×人間ドラマ。男たちは「なぜ」闘い、拳で「何」をつかむのか?「究極」の格闘エンターテインメントが今、始まるッ!!!!
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企業同士が雇った闘技者同士を戦わせ、その仕合の結果によっては総事業費100億円のビジネスも獲得可能な、300年前より裏社会で行われている「拳願仕合」。
ある日、冴えない中年サラリーマンの山下一夫は闘技者である十鬼蛇王馬(ときたおうま)の世話係に任命され、共に拳願仕合に参戦し数々の強敵たちと仕合をしていくことになるが…。
警察官、暗殺者、医者、プロレスラーなどバラバラな背景を持つ闘技者たちの本気の殴り合いが高い画力で描かれており、どちらが勝つのかまったく読めない迫力のある仕合シーンは1度読み始めると止めることは出来ません!
また主人公の十鬼蛇王馬と山下一夫コンビの絆も作品の大きな魅力です。最初は王馬に怯えていた一夫でしたが、共に苦難を乗り越えていく中で最高のパートナーになっていく様に真の友情を感じ取ることが出来ます。
カッコいい漢同士の闘いが見たい方には是非オススメです!
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
弱気なおっさん・山下一夫が巻き込まれたのは、企業同士が巨額の利益を賭けた闘い「拳願仕合」!!!!そしてその死闘に挑む十鬼蛇王馬がアツく面白かったです。
戦いがかっこいい
戦っているシーンが多いのですが、その一つ一つがとても迫力があってかっこいいです。主人公が細身で、一見戦う事なんてできなさそうな所に魅力を感じます。主人公のお世話係を任された一夫さんがちょっと気の毒に思えましたが、主人公の強い所だけでなく可愛らしい所もわかってきて楽しそうにも思えました。
主人公無双系
この作品はとにかく主人公が最強です。そう、どんな男も憧れてつい読み進めてしまう主人公無双系です。絵がうまく、複雑な体勢からの技の応酬がとてもわかりやすく、躍動感あふれる戦闘シーンは必見です。主人公の見た目がそんなに強そうでなく、相手がめちゃくちゃ強そうなのに、相手を圧倒する主人公の強さに心奪われます。ぜひ読んで見てください。
男性向け格闘漫画
企業同士の争いを納める手段として、自分たちが選んできた格闘家を雇い、一対一で闘わせ買った方が正義という今までの格闘漫画とは設定が少し違い、面白いです。
主人公の王馬は、スラム街育ちで「二虎流」という流派の使い手。
パワーもスピードも超人の域に達しており、天才格闘家の素質を持つ。
各企業にはランキングがついていますが、王馬が雇われた「山下商事」は創業したばかりで企業ランキングは圏外。
そこから大企業が雇っている大物格闘家を着実に潰しながら這い上がっていく成り上がりストーリー。
かなりの白熱!!!
たまたま自分はネットサーフィンをしていたらこの漫画の広告を発見し、内容を見てみると様々な企業が格闘家を携えてまさかの賭けバトルを行ってました。
主人公は、かなり変わった二面性の特技を持っていて体に負担が掛かるが全体的に能力が向上するタイプと、技の鍛錬によって自分を磨き上げて相手を攻撃したり技の特性を生かして自分を守ったりするスキルがあり、話しを辿っていくと中々深い過去があり、それ以外にも興味深いストーリー展開と個性的なキャラクターが多く、個人的には主人公がかなり好きなんですが、普通に読み入ってしまう内容になっているので是非とも読んでほしい格闘漫画の一つです!!!
正統派のバトル漫画
登場人物がとても個性的。
特に主人公の魅力は高く、とてもかっこいい。
大会が始まってからがこの漫画の醍醐味といっても過言ではない。
一対一の決闘の中で、各個人の背景描写が大変優れており、興味を惹きたてられる内容になっている。
敗者も継続して登場するなど、キャラを大切にしている漫画だと思う。
最新コミックス21巻レビュー
「この世界は暴力で決まる!」
主人公 十鬼蛇 王馬(ときた おうま)が最強を目指す。 オーソドックスな格闘漫画ではあるが、個性的なキャラクター達が魅せる熱い試合や拳願会会長を目指す会員達の水面下での交渉も見逃せない。
トーナメント第二試合で負傷し昏睡した王馬、話は彼の過去の回想から始まる。彼が二虎に拾われ武術を教えられてから数年が経ち王馬は青年へと成長し、修行の最後の仕上げとして二虎に奥義を教わる。その修行の厳しさから半死半生になる王馬、はたして彼は奥義をものにすることが出来るのか。
一方試合に負け拳願会会長の道が断たれた速水が試合を余所に暗躍する。突然の奇襲と多勢の敵に後手に回る闘技者達、また敵の手は眠り続ける王馬にもまわる。はたして彼らはこの局面から逆転することが出来るのか?
この巻は王馬の過去と二虎流の謎に迫ったものです、今後の展開における重要な分岐点になると予想できるのでお見逃しなく。
ケンガンシリーズの始まり
後の巻を見ると初期とは色々変わった事があるのがわかる。特に主人公が今と比べて色んな人に噛み付く事が多かった。
王道的バトル漫画
暴力が支配していた時代で、主人公はいたって普通の青年なのですが実はすごく強く次々と強敵を倒していくバトル漫画です。戦闘は特に必殺技とかもなく打撃や投げなどの身体的なもので直接行う感じです。青年漫画なので若干グロい部分もあるのですがリアリティがあっていいと思います。女性キャラもたまに出てくる感じで可愛いキャラが多いと思います。
脳内麻薬
「絵が怖い」最初の印象はこれでした。この絵と独特の世界観についていけるか不安でしたが、面白かったです。脳内麻薬によって痛みを遮断するくだりでは笑いました。無茶苦茶だけど、格闘漫画はこれくらいの方が面白いのかも?おじさんサラリーマン山下だけがリアリティがあって異質です。他のキャラクターの異常さが引き立ちます。
夢中で読みきりました!
近代に闘いを行なう為の秘密組織と秘密の闘技場やそこに通ずる権力者たちの攻防や闘技者同士のガチンコのぶつかり合いなど、昔夢中になって漫画を読んでいた頃を思い出させてくれるようなとても興奮する作品でした。個人的に一番お気に入りのキャラクターは何と言ってもヤマシタカズオです。何と言ってもブレブレなのにカッコいい、男らしいと思わせるような振る舞いや、ビビりながらも強者にものを言おうとする姿勢が男としてカッコいいと思いました。
Posted by ブクログ
各企業同士で、取引の変わりに行われる武による試合と、その代表者たちで行われる権力争いを描くマンガ。
バキやタフというよりは、嘘食いのバトルに近いでしょうか。
バトルは王道。
色んな武術や武道を極めたものが、企業代表として、また、強者を求めたたかう感じです。
とりあえず、トーナメントが始まる前に、王馬さんは1回負けたらよかったかなぁーと。
話的には、優勝まで負けられないトーナメントであるし、どうなんでしょうね。
色々な人にちょっとしたフラグもみえてる気がするので、あ、こいつも闘うのか感じがあればいいなー。
面白くはありますが、まだまだ、ストーリーや展開が従順なので、変化があれば。