あらすじ
現実は現実として、受け容れるしかない。彼女は失われた。永遠に……。
アラバキア王国遠征軍は多大な犠牲を払ってオルタナ奪還を果たした。失ったものの大きさに打ちのめされるハルヒロ。野心を抱く遠征軍のジン・モーギス将軍。生き残った義勇兵団。謎めいた開かずの塔の住人。様々な勢力の思惑が入り乱れる中、ハルヒロたちは仲間を人質にとられ、危険な任務に就くことに。目的はなんと、ゴブリンとの同盟!? 苦難続きで打開策を見いだせずにいると、かつて苦楽を共にしながらも道を違えたはずの“あの男”が現れた――!
グリムガルで積み重ねた絆が、再び記憶をなくしたハルヒロたちの力となる。
アニメ化もした十文字青の冒険物!「グリムガル」という地に過去の記憶がないまま飛ばされたハルヒロたちが、生きていくために義勇兵となって、大変な思いをしながらも魔物たちと戦っていくストーリー。
この作品、なんといってもその精巧な描写が特徴です。まるで本当に生きているかのような。まるで実際にそこにいるかのような。弱い敵だと思いがちなゴブリンでさえ、一体倒すことが大変。そのことを思い知らされるのも醍醐味です!
もちろん、ゴブリンを倒すことだけでは物語は終わりません。そんな環境におかれたハルヒロたち主人公は、いろいろな出来事に戸惑いながら前に進んでいきます。圧倒的な力の前に、危険な目に会うことも数知れず。出会いと別れを繰り返し、彼らは成長します。信頼し、お互いを大切に思うことで、乗り越えていく彼らにもう目は釘付け!ぜひ楽しんでください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
終章と言うからあと数冊で終わるんじゃないかと寂しさを感じていたけれど、前巻に続き、風呂敷が広げられ続けている感じ。元の世界との関係とか、謎はある程度明らかになって欲しい。
200802
Posted by ブクログ
オルタナ奪還後のダムロー新市街編。
ゴブリンの王と接触するために盗賊ハルヒロ大活躍だけど、もう1人の大活躍メンバーが、、、悲しいです。
にしてもハルヒロは主人公かつリーダーの性か、ダメージ食らう量が毎度多いですね。
モーギス将軍戦はなんやねんという感じです。チートが過ぎる。
そしてようやくユメランタ合流!
ランタがめちゃくちゃ大人になってる、、?強くもなったし、鬱陶しさはそのままにチームの推進力になるような発言。かなり株が上がってますね。
最後にシホルさんがまた不穏なことになって、パラノから損な役回りです。
前巻から戦闘描写も面白くなってきて、また次回もどうなることか、楽しみです。
良い、とても
ランタとユメがようやくハルヒロたちと再会!次巻からシホル奪還が本格化していきそうな感じ。今巻はいろいろと核心に近づいた巻なのかなと感じる。それにしても遺品がヤバい、あとメリィがとにかく可愛い。
勢揃い
やっと初期メンバーが揃い、物語も核心に近づいている感があり、面白く読ませていただきました。レリックも色々と登場が増えていくのでしょうけど、個人的にはドワーフの赤いダガーをもう少し活躍させて欲しいです。
終章突入するも
終章とゆうことで楽しみにしていた16巻!
シホルを人質に取られ追い詰められてた状況で、ランタとユメ参上。
ランタを頼もしく感じる日が来るとは、、、
結局奪還作戦は失敗し、キイチを失ったシーンは泣けました。
ラストでチラッとアンチェインに記憶を消されたシホルが出てきて、次巻へ。
ツラい展開なのかな、、、救いがあればいいなぁ~。
話が進み始めた
あとがきに終章とあったのでもう少しで終わるのでしょうか。
短編集の前辺りからダメダメな感じでしたが、だいぶ戻ってきた感はあります。このまままた面白くなってくれるといいのですが。