あらすじ
ハルヒロたちが他界パラノへと迷い込んでいた時、グリムガルではとてつもない異変が起きようとしていた……。
激動する世界で、その男は仮面の奥に素顔を隠し、独りオルタナを目指す――。
「オレは、オレの心に従ってるか……? だったら、何の問題もねえ」
旅を続けるランタの悪戦苦闘を描いた書き下ろしエピソード『仮面有情』。そして、志半ばで死んだ見習い義勇兵・マナトの想いを綴る『お願いだから、あと少しだけ』、シホルとユメがギルドで出会った師匠たちとの交流を描く『今日はおやすみ』など、TVアニメ用特典小説も併せて全4エピソードを収録!
アニメ化もした十文字青の冒険物!「グリムガル」という地に過去の記憶がないまま飛ばされたハルヒロたちが、生きていくために義勇兵となって、大変な思いをしながらも魔物たちと戦っていくストーリー。
この作品、なんといってもその精巧な描写が特徴です。まるで本当に生きているかのような。まるで実際にそこにいるかのような。弱い敵だと思いがちなゴブリンでさえ、一体倒すことが大変。そのことを思い知らされるのも醍醐味です!
もちろん、ゴブリンを倒すことだけでは物語は終わりません。そんな環境におかれたハルヒロたち主人公は、いろいろな出来事に戸惑いながら前に進んでいきます。圧倒的な力の前に、危険な目に会うことも数知れず。出会いと別れを繰り返し、彼らは成長します。信頼し、お互いを大切に思うことで、乗り越えていく彼らにもう目は釘付け!ぜひ楽しんでください。
感情タグBEST3
面白い!
前半は最初の頃の話で後半が現在のランタの話。どっちも面白かった!マナトの心の内を知ることが出来てよかった。あとランタかっこいい
最初の頃の仲間達
結局あのあとハルヒロ達がどうなったのか気になるところですが、とりあえず、最初の頃の仲間達との話はなんだかホッとしました。
短編外伝集みたいな感じです。
Posted by ブクログ
短編集。
ゴブリンの話は謎の夢のような話。
マナトの話はわりと重要なモノローグだった気がする。こんなこと考えてるキャラだったの?という新たな感じ。
ユメシホルの師匠話は、まあ、ユメ師匠のほうは面白かったけど、ユメってあそこまでぶっ飛んでた?
そんでランタ、お前めちゃくちゃ強くなってるし、1人だとだいぶマトモじゃないか、、、成長したな、、、という話。面白かった。
ランタ会
基本は回想回ですが、最初の数ページは先が見えなくて心配しました。後半は久々のランタ登場で話も進み、終わってみたらまた全てのキャラに対する愛着が湧いてきた気がします。
Posted by ブクログ
いったんインターバルということでしょうか。アニメ特典用の短編といことで初期のエピソードが描かれてます。マナトの内面は面白かった。本編では掘り下げられる前に死んじゃったからね。書下ろしと思われるランタ編は15巻への布石でしょうか。
外伝です
本編の方が残念な感じになっているので、かつ本編の続きだと思って買ったので全く期待していなかった。
この巻は以下のように構成されています。
1.パーティーがゴブリンになる話
毒にも薬にもならないような話
なくてよかった
2.最初期のマナト話
昔は面白かったなぁと思い出させてくれました
3.ユメとシホルがジョブにつく頃の話
2同様
特にユメと師匠のやりとりがよかった
4.ランタのその後
誰だ?お前
総じてハードルが低かったため意外と面白かった。
が、次巻は買わないと思う。