あらすじ
現れたのは鬼神・慚悔のチェグブレーテ。かつてハルヒロの戦友だった義勇兵、チビのなれの果てだった。チェグブレーテと聖者タイダエルとの戦闘に巻きこまれ、仲間とはぐれてしまったマナトは、人に似た人ではないモノと出会う。
【あなたは私を食べますか?】
いや、食べないって。人間に似ているし。でも目が三つある。意思疎通はなぜかできる。彼女(?)は何者なのか。そして、ここは? この穴の先は――。
ワンダーホール。謎のノーム族。不死物。グリムガルを救う鍵がここに……!?
アニメ化もした十文字青の冒険物!「グリムガル」という地に過去の記憶がないまま飛ばされたハルヒロたちが、生きていくために義勇兵となって、大変な思いをしながらも魔物たちと戦っていくストーリー。
この作品、なんといってもその精巧な描写が特徴です。まるで本当に生きているかのような。まるで実際にそこにいるかのような。弱い敵だと思いがちなゴブリンでさえ、一体倒すことが大変。そのことを思い知らされるのも醍醐味です!
もちろん、ゴブリンを倒すことだけでは物語は終わりません。そんな環境におかれたハルヒロたち主人公は、いろいろな出来事に戸惑いながら前に進んでいきます。圧倒的な力の前に、危険な目に会うことも数知れず。出会いと別れを繰り返し、彼らは成長します。信頼し、お互いを大切に思うことで、乗り越えていく彼らにもう目は釘付け!ぜひ楽しんでください。
感情タグBEST3
はてさてどこへ向かうのか…
アニメから入ってからもうこんなところまできましたよ…と言いたくなるような感じです。
広げた風呂敷は閉じられるのでしょうか…と思いつつも面白いのでダラダラと読んでしまいます。
爽快感なんてものはないのですが、このお話の終着点がどうなるのか…ものすごく気になりますね