あらすじ
お待たせしました!1年半ぶりの最新刊!
累計170万部突破!!
歴代日本代表も絶賛の
オンリーワン“うんちく系”サッカー漫画!!
【あらすじ】
天皇杯決勝、佳境!
横浜のルーキー・筧のパスから、
真の適正ポジションのFWに移った一ノ瀬が
後半ATに劇的な同点弾を決め、延長戦に。
最大の逆境を前に、沖の提案で
初めて円陣を組んだ東クルも気合十分。
最後の前後半30分…いまキックオフ!!
サッカー日本代表の試合を見て、「長友と本田だけ、なんか違う」と思ったこと、ありませんか?または一昔前の日本代表を見て、「中田英寿だけ、なんか違う」と思ったことは?
フットボールネーションには、その「なんか」の理由がきっちり描かれています。
あくまで科学的に、なぜ日本のサッカーは世界のトップレベルではないのか、その原因はどこにあるのかを描いており、とんでもないスーパープレーや努力・友情を描くこれまでのサッカーマンガとは一線を画した内容に目から鱗です。
ドラマチックな試合展開、エキサイティングなスーパープレー、個性的なキャラが描かれているわけではありませんが、「科学的に」サッカーを読み解くことに興味がある方は、必読です。
このマンガをきっかけに、歩き方一つとっても「あの人、なんか違う」と思われることがあるかも!?
感情タグBEST3
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まだまだ天皇杯決勝戦
毎巻楽しく読んでいますが、前回から結構空いての発売。作者さんが病気治療のため開いたようですが、無事復活されて良かったです。決勝戦は延長点差をつけられてピンチ。次巻が楽しみです。
Posted by ブクログ
天皇杯延長戦前半が描かれた16巻である。
サッカーうんちくが売りの本作だが、この巻では試合風景に重きが置かれ、沖と一ノ瀬の因縁にもメスを入れられている。
物語としては佳境であり、サッカーに重きを置く展開になるのは無理のないプロットだと思う。
サッカーうんちくを楽しみにしている感覚としては残念さも否めないが、筋としては理解できる。
ただ、ゲーム展開としては延長戦で戦術的変化が少ないのは気になるところだ。
一ノ瀬FWコンバートが継続され、新要素としてはそこにパスを出せる47番の素性が明らかになったくらい。
その脅威を抑えきれずに……という展開だが、CBポジ変更のようなディテール以外の変化はなかった。
その辺のサッカー的な面も加味しつつ、今巻は星四つ相当で評価している。
おそらく次巻(延長後半)では少し動きが出ると思われるが、気持ちの問題は今巻で整理されているのだし、そこに期待したいところである。
なお、作者さんのご病気で休載となっていた本作だが、無事快癒されてめでたく連載が再開されている。
その辺りについてはあとがきで丁寧に説明されているが、不幸な事態でありつつも、連載ラストランの直前の一休みともなった旨が注釈されている。
筋立てにも影響を与えているとのこと。以降の展開がその意味でも読者としては楽しみなところである。
読めるだけで有難い
久々だなぁと思っていたら、本当に久々の1年5ヶ月ぶりのうんちく系サッカー漫画!
作者さんがそんなに大変なことになっているとは知らず…お身体お大事になさって長く楽しい漫画を描いてください。
次巻も楽しみにしています。