あらすじ
日本代表レジェンド、松井大輔選手推薦!!
元日本代表、現在は横浜FCで活躍する、
松井大輔選手、感嘆!!!!
「海外に出てプレーしてみて初めて肌感覚で分かる事が、
日本で漫画で読めて理解出来るというこの幸せ。
自分ももっと若い頃にこの一冊に出逢いたかった!
保護者や指導者の皆さんも、必読です。」
さらに、
松井大輔選手と作者・大武氏の対談も特別収録!!
【あらすじ】
運命の天皇杯決勝!!
遠山の今大会初得点で東クルが先制し、
前半は終了――
しかし後半開始早々、
フォーメーションを変えた横Uは
間宮のゴールで同点に!
東クルは試合の流れを
取り戻せるか!?
サッカー日本代表の試合を見て、「長友と本田だけ、なんか違う」と思ったこと、ありませんか?または一昔前の日本代表を見て、「中田英寿だけ、なんか違う」と思ったことは?
フットボールネーションには、その「なんか」の理由がきっちり描かれています。
あくまで科学的に、なぜ日本のサッカーは世界のトップレベルではないのか、その原因はどこにあるのかを描いており、とんでもないスーパープレーや努力・友情を描くこれまでのサッカーマンガとは一線を画した内容に目から鱗です。
ドラマチックな試合展開、エキサイティングなスーパープレー、個性的なキャラが描かれているわけではありませんが、「科学的に」サッカーを読み解くことに興味がある方は、必読です。
このマンガをきっかけに、歩き方一つとっても「あの人、なんか違う」と思われることがあるかも!?
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
サッカー啓蒙漫画シリーズ14巻の今回は、主に横隔膜周辺の強化について述べている。もう少し言えば、絞ってシックスパックにする意義の無さについてだろう。
天皇杯決勝の試合を進めつつ話されているのは、呼吸の重要性について。
筋トレによる弊害なども触れつつ、改めてコーディネーションの重要性を説いているが、特に重要なのは「腹腰圧」呼吸による横隔膜の筋トレの話だろう。
要は「吸うときも吐くときも腹から腰にかけて膨らんだ状態で居続ける呼吸」のことだが、声楽のトレーニングの話でも聞いているかのような内容は(実際こうした呼吸法を用いる)なかなか興味深い。
サッカーを上半身でやるスポーツだと断じるなど、相変わらず興味深い知見に溢れたシリーズである。
巻末の松井大輔選手との対談なども楽しいものであった。ここでは星五つで評価したい。