あらすじ
遠藤航選手、推薦!!!!
日本代表/シント=トロイデンVVで活躍する世界基準のボランチ、遠藤航選手、推薦!!!!
「海外選手より身体能力で劣る日本人が、世界で頭を使い戦い抜く為に読まなければいけない一冊であり、僕自身も勉強になりました。」
全てはこの試合のために…
アマチュアチームvsJリーグの名門、異例づくめの天皇杯決勝!!
完全アウェイな雰囲気ながら、序盤からペースをつかんだのは東クル!
日本代表FW・間宮の猛攻もしのぎ、遠山が決定的なシュートを放つが―――!?
息つく暇なし、待ったなし…運命の後半戦へ突入!!
さらに特別編、作者が弾丸取材した、「ロシアW杯観戦記」も収録!!
サッカー日本代表の試合を見て、「長友と本田だけ、なんか違う」と思ったこと、ありませんか?または一昔前の日本代表を見て、「中田英寿だけ、なんか違う」と思ったことは?
フットボールネーションには、その「なんか」の理由がきっちり描かれています。
あくまで科学的に、なぜ日本のサッカーは世界のトップレベルではないのか、その原因はどこにあるのかを描いており、とんでもないスーパープレーや努力・友情を描くこれまでのサッカーマンガとは一線を画した内容に目から鱗です。
ドラマチックな試合展開、エキサイティングなスーパープレー、個性的なキャラが描かれているわけではありませんが、「科学的に」サッカーを読み解くことに興味がある方は、必読です。
このマンガをきっかけに、歩き方一つとっても「あの人、なんか違う」と思われることがあるかも!?
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
日本をフットボールネーション(サッカー先進国)化させることを願うシリーズの13巻では、プレイの差を生み出す環境要因についてメスを入れている。
物語そのものは佳境と言うか、天皇杯決勝の前半から後半立ち上がりの辺りまでが描かれているが、ここではシンプルなドラマが展開する形だ。
本気を出しきれていない一ノ瀬を挑発する沖と、ハーフタイムに叱咤するカナエ。二人によってようやく舞台が整ったところだろう。
一方で、メインとなるサッカーに関する知見としては、食事や睡眠への言及、フィジカルを最大限に生かすための基礎的な部分に多少触れている程度になっている。
この辺、どちらがメインかというのが難しい部分はあるが、ドラマ重視の巻ということで星四つ半相当と評価している。
ドラマ重視だと星を落とすという謎の評価になっているが、この作品はそうした作品だと思っているので仕方ないところである。