あらすじ
学園都市で行われる二万体もの美琴のクローン『妹達(シスターズ)』を殺害させる「絶対能力進化(レベル6シフト)」計画。その実験を止めるため、美琴は最強の能力者である『一方通行(アクセラレータ)』に挑もうとする。だが、そこへ上条当麻が現れ……。最強と最弱の男が激突!
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『とある科学の超電磁砲』は、東京都西部を切り拓いて作られた学園都市を舞台に、能力者たちの戦いや友情を描いた物語である。本作の主人公・御坂美琴は、電子制御系能力者の中でも最上位の超能力者(レベル5)であり、コインを電磁誘導で音速の3倍以上のスピードに加速して撃ち出す「超電磁砲(レールガン)」を得意技としていることから、それがそのまま通り名となっている。彼女は、自身の能力の有用性や正義感から、多くの科学者や学園都市の上層部による様々な事件や陰謀に巻き込まれていく。
『とある魔術の禁書目録』の外伝という位置づけの作品ですが、本作だけでも十二分に楽しめるストーリーとなっております。完成度の高い能力バトル漫画が気になる方は、是非一度読んでみてはいかがでしょうか?
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匿名
上条と一方通行の対決、本編でもそうですけど、20年以上続いているとあるシリーズの中でも名勝負の一つです。
Posted by ブクログ
御坂美琴の自責の念に苛まれる姿がつらい。
圧倒的な力で御坂妹を殺していく一方通行が恐ろしい。
クローンたちを殺すことを強要するハゲ研究者に反吐が出る。
だけど、一番不快だったのは御坂妹を診察する女性研究者だった。
一見、一般的な価値観を持っているようであるし、御坂妹との受け答えもまともに見える。
しかし、胸が痛むと聞いても心のことだと考えが及ばず、本人を前にしてクローンに対する不快感を口にする彼女たちは何を考えているのだろうか。
少なくとも御坂妹の気持ちを考えてはいないだろう。彼女たちはきちんと人の気持ちを理解してコミュニケーションをとれる人物であろうが、御坂妹を誰よりも自然に人間と判別していないのだ。
レディオノイズ編では常規を逸した非人間的な人物が多い中、まともに見える人間が一番怖いのだ。なぜならそれは我々自身にも起こりうる考え方になるからだ。
己がまともだと思っていることへの危うさを考えさせられる「とある科学の超電磁砲6巻」でした。
先が気になる
ストーリーは、禁書目録の上条VS一方通行の、御坂視点を増やした感じです。
同じ内容のところでも絵や台詞が多少異なって、これもありかなという気がします。
最初の方は禁書目録では、あまり描かれなかった、御坂美琴が御坂なりの計画中止策が描かれています。
絵がとても激しく、迫力がありました。
Posted by ブクログ
デジャブーと思ったら漫画版禁書に追いついていたわけか。
というわけで話の内容は一方通行さんVS上条さんですよっと。
レールガンでは一体どのように描かれるのか!
読み比べるのも面白いかも!
今巻の見所は最初のビリビリと御坂妹との再開、
一方さんの日常、実験に参加した経緯、
ビリビリちゃんの涙目、
ですね。
以下ネタバレ-----------------------------------
御坂ちゃんが悩んでいる姿、それを励まそうと気をきかせた妹。
自分のトラウマのせいで妹の優しさをうっかり拒絶しちゃってまた落ち込む
そんな場面が最初の方であってそれが良かった。
御坂ちゃんと妹ちゃんの恋人握りでドキューン!てきた!