あらすじ
学園祭中の部室にて咲(さき)と2人きりにされた斑目(まだらめ)は、もう告白するしかないシチュエーションに追い込まれていた。その口から出たセリフとは――!? 描き下ろしの4コマ漫画など、おまけページも大量に収録!!
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「現代視聴覚研究」の仲間たちが繰り広げるコメディマンガ。げんしけんという作品タイトルはこの略称であり、こちらの作品の影響なのか、最近では一般にも浸透しているように感じます。
主人公が自身のオタク趣味を謳歌するために、げんしけんに入ることを決め、仲間たちとバカをやる…というだけのお話ですが、オタク活動の内容だけでなく、サークル内の人間関係も見所の一つ。キャラクターどうしのかけあいも面白く、彼らが「げんしけん」の中でどのように成長していくのか、見届けたくなってきます。
最近ではアニメや特撮など、いわゆるオタク系の文化も広く楽しまれるようになっており、こういったサークル活動にご興味を持たれている方も多いかと思います。
作品としての面白さを味わえるだけでなく、オタク系サークルの雰囲気を知ることもできるので、オタク系文化に少しでも興味がある方はぜひ読んでみてください!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
前巻レビューでも多くの方が触れていたが、
決着のつかない斑目×春日部は何かの象徴のようで、
そこが良かった部分でもあったわけで…
しかしそこに真正面からぶつかり、そして決着!!!
その内容は…素晴らしいの一言。
泣けるくらいの感動とある種の爽やかさも兼ね備えつつ、
ここまできっちりまとめ上げるとは見事としか言いようが無い。
その後の「現視研のみんなに報告」というのは個人的には好きでは無いが、
男の娘コスプレのシーンに繋がるわけだし、まあ許容範囲。
エネマ○ラってあんなに小さいものなの?
あれと同じ形状の電池式の大人のおもちゃなら見た事あるが、
アレより全然大きかったしなー。
女性用だから?
いや、あくまでコスプレパーツであって本物じゃないからアレでいいのかw
斑目が会社を辞めたのは非常に良かった!
しかしマジでモテキというかハーレム化してるのは…いいのか?!
特にスーに違和感。
巻末漫画のラストの「もう俺らの時代じゃねーって事だよ」は個人的にかなり好き。
Posted by ブクログ
なんかもう班目さんの哀愁が・・・
自分の過去をえぐるようにリアルです。
スーが今後どう動くかも気になります!
あとおまけ四コマの「うちに技術系オタクはいないの!」が何のネタなのかわからずモヤモヤしてます。
Posted by ブクログ
斑目・・・
初代から引っ張ってきた、斑目と咲の行方にピリオドが打たれます。まぁそりゃ上手くいきっこないのですが、それでも斑目が大きな一歩を踏み出したことに感動。まぁ退路を断たれて無理やり言わされた感もありますが、告白シーンもとても気に入りました。
で、これ次巻からハーレムルート突入なんでしょうか?
Posted by ブクログ
心情描写が優れた作者だと思っていた(特に四年生をはじめとして)、が、最近は心中察しすぎ、わかりすぎでかったりーなーなどと少しだけ思い始めていた矢先に、マダラメ……。
この哀愁はこの作者の描写方法で、さらにここまで積み重ねてきた歴史あってこそ。
また波戸くんもおもしろいコに育ってきたし、エネマグラをめぐる騒動も面白い。
ともかくアニメに期待。
Posted by ブクログ
ようやく。ようやく。
咲ちゃんの台詞が格好いい。いい女だ。
笹原妹は、人生経験の豊富さから状況をズバズバと言い当て、引っ張っていってくれる。変な空気にならないのは彼女が本当に他人がしたいこと(良くも悪くも)を見破って、促しているからかも。いい女だ。
部室で矢島がエネマグラらしきアイテムに触り、泣き出してしまうところが可愛らしい。歴代で一番ピュアなのでは?
面白くて魅力的なキャラクターが多いげんしけんだが、わたしは読むと猛烈に疲れてしまう。苛々する。
斑目のスペックが上がりすぎて違和感、波戸のカマトトぶったうじうじ、大野の自己愛の強さ、田中の彼女とのシモ自慢、ちょい役の女は訳知り顔で出しゃばり上から目線でアドバイス……
誰も友達になれない。関わり合いにすらなりたくない。
逆に、彼らはヲタの中で浮いてしまうから、漫研でなくげんしけんにいるのかもしれない(荻上しかり)。
木尾士目先生が狙って描いているなら感服だし、思うままに描いてこうなっているなら才能だと思う。
苛々するのに読むのをやめられないので次巻も買う。