あらすじ
長いような短いような、部室とともに過ごした4年。漫画とアニメとゲームの日々も、夢のように煌(きら)めいて――。笹原の卒業は、もうすぐ。――サークル部屋から広がる楽しい大学生活を等身大で描く、アキバ系青春物語。これにて終幕!!
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「現代視聴覚研究」の仲間たちが繰り広げるコメディマンガ。げんしけんという作品タイトルはこの略称であり、こちらの作品の影響なのか、最近では一般にも浸透しているように感じます。
主人公が自身のオタク趣味を謳歌するために、げんしけんに入ることを決め、仲間たちとバカをやる…というだけのお話ですが、オタク活動の内容だけでなく、サークル内の人間関係も見所の一つ。キャラクターどうしのかけあいも面白く、彼らが「げんしけん」の中でどのように成長していくのか、見届けたくなってきます。
最近ではアニメや特撮など、いわゆるオタク系の文化も広く楽しまれるようになっており、こういったサークル活動にご興味を持たれている方も多いかと思います。
作品としての面白さを味わえるだけでなく、オタク系サークルの雰囲気を知ることもできるので、オタク系文化に少しでも興味がある方はぜひ読んでみてください!
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
笹原は真面目な性格が功を奏したというべきか。
よかったな。ぽん。と肩を叩いてあげたい。
が。
なにこれ……こんな生殺しな状態で終わりなの?!
大団円でよかったですけどね。いいんですけどね。
いや、高坂って、正直どこがどういいのかわからんのだが。
見た目以外。
追記
女子的意見を少しだけ書いてみると。
この場合、知らないふりをすることがいちばんこの場に居やすいんだと思うよ。
確信犯でもなんでも、班目とのいちばん良い距離を咲は選んだのだと思う。
Posted by ブクログ
【概要・粗筋】
年末のコミフェス後。スージーを一泊させることになった荻上を描く第51話「スージーといっしょ」から、笹原らの卒業を描いた第55話「げんしけん」を収録。『げんしけん』完結。
【感想】
最終巻の見所は、斑目のヘタレっぷりと春日部の鈍感ぶりが発揮されて、少し切ない第53話「告白」と巻末書き下ろしの「恋と妄想の追い出しコンパ」であろう。歯がゆいことところがよい。三十路になると告白すること自体に怖じ気づいたりすることはないので、こういうのは微笑ましく思える。
登場人物がヲタでも非ヲタでもこの手の青春ものは大好物。
☆x3.5