あらすじ
新会員“アニ研を追い出された男”朽木と“漫研から飛び下りた女”荻上の2人を加えた現視研は、参加当選通知も届き、ついにコミフェスへのサークル参加が現実のものとなった! ……が、言いだしっぺなのに絵が描けない笹原と、絵がうまいのに漫画が描けない久我山の間でお互いの不満が爆発!! 締め切りまであと3日! コミフェス初参加『げんしけん』の明日はどっちだ!? ――サークル部屋から広がる楽しい大学生活を等身大で描く、アキバ系青春物語!!
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「現代視聴覚研究」の仲間たちが繰り広げるコメディマンガ。げんしけんという作品タイトルはこの略称であり、こちらの作品の影響なのか、最近では一般にも浸透しているように感じます。
主人公が自身のオタク趣味を謳歌するために、げんしけんに入ることを決め、仲間たちとバカをやる…というだけのお話ですが、オタク活動の内容だけでなく、サークル内の人間関係も見所の一つ。キャラクターどうしのかけあいも面白く、彼らが「げんしけん」の中でどのように成長していくのか、見届けたくなってきます。
最近ではアニメや特撮など、いわゆるオタク系の文化も広く楽しまれるようになっており、こういったサークル活動にご興味を持たれている方も多いかと思います。
作品としての面白さを味わえるだけでなく、オタク系サークルの雰囲気を知ることもできるので、オタク系文化に少しでも興味がある方はぜひ読んでみてください!
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Posted by ブクログ
大野VS荻上、買い物、コミフェス転末の巻。4巻に次いで、なかなか面白い。
「原稿ほとんどできてねぇよ会議」なんかも、文化系大学サークルの雰囲気がよく出ているように思う。多少なりとも真面目に活動し始めると、役割や予算配分などで何らかのあつれきが出てくるもの。そこを、会長・笹原が原口のもうけ話を拒否し、どうにかコミフェスを成功に導くなど、初めて主役っぽい活躍をみせたことは良かった。
それと、この巻の段階では、何で荻上さんがあんなに頑ななのか分からなかったが、そこに対等の立場でからんでいこうとする、大野さんは素晴らしい。自分の趣味を全否定されてムカついているだけではあるけど、まあ青春だと思う(ヲタっぽい感じもするが)。ただ、荻上さんはタダでもあんな服を着て、学校に来ないと思うが(笑)。
Posted by ブクログ
本作った事ないけど、合同誌にするなら言いだしっぺは描ける人じゃないといけないと思った。まぁ学生だったら、こんないざこざありそうだしね。その点春日部さんは男前。彼女がいなかったらただの活動しないオタクサークルのままだったから、彼女の功績ってばホント素晴らしい。
あと荻上さんが若干丸くなってきて嬉しいな。
Posted by ブクログ
いよいよコミフェスに参戦!
僕自身は経験が無いから共感はできませんが
単純にわくわくします。
締め切り直前のもめ事とかまたサークルに
ありがちで良い。
しっかし洋服のエピソードはオタクな人には
共感できるんでしょうか?
もちろんネタとして面白いのは承知の上ですが
リアルにそんな人いるのかなあと。