あらすじ
――春、笹原完士(ササハラカンジ)は意気込んでいた。『ある種』のサークルに入ると決意していたからである。サークル部屋から広がる楽しい大学生活を等身大で描く、アキバ系青春物語!!
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「現代視聴覚研究」の仲間たちが繰り広げるコメディマンガ。げんしけんという作品タイトルはこの略称であり、こちらの作品の影響なのか、最近では一般にも浸透しているように感じます。
主人公が自身のオタク趣味を謳歌するために、げんしけんに入ることを決め、仲間たちとバカをやる…というだけのお話ですが、オタク活動の内容だけでなく、サークル内の人間関係も見所の一つ。キャラクターどうしのかけあいも面白く、彼らが「げんしけん」の中でどのように成長していくのか、見届けたくなってきます。
最近ではアニメや特撮など、いわゆるオタク系の文化も広く楽しまれるようになっており、こういったサークル活動にご興味を持たれている方も多いかと思います。
作品としての面白さを味わえるだけでなく、オタク系サークルの雰囲気を知ることもできるので、オタク系文化に少しでも興味がある方はぜひ読んでみてください!
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Posted by ブクログ
サークルのみんなと格ゲーで盛り上がる様とか
アキバでギャル男と遭遇したときの沈黙とか
カラオケで一緒に歌うのを注意するとことか
かなりツボでした。
演出もいいしあるある!と思わせられるネタ多数だし
大学生活を思い出して懐かしさに浸ってみたり。
主人公が同人誌を買うシーンで格ゲージャンルから
選ぶのは格ゲー好きの俺としては嬉しかったですね。
その他アニメ・ゲーム・マンガの元ネタが
分かるとかなり楽しめるような気がします。
Posted by ブクログ
アニメやマンガは好きだけど、同人誌とかコミケはね・・・と思っていたけど考え方が改まりました!
特に同人誌制作やコミケへの出展にかける想いや苦労が伝わってきた。
制作活動は遊びじゃないし、体育会系の部活みたいに打ち込む姿はカッコイイとも思えました。
また、人間描写も丁寧で笹原と荻上がくっつくまでや斑目の片思いの様子を徐々に徐々に描いていくあたりが良かったです。
匿名
咲×班ファンは幻滅
咲×班目しか勝たんので・・・結果も終わり方も不満。たぶんこの漫画は立ち上げ当初~中盤は作者の先生も、咲×班目で終わらそうとしていたと思います。
でも咲ちゃんが誠実で一本筋の通った性格だから、高坂くんとは余程の事がない限り別れないキャラになり・・・班目とは成就しなかった。
ある意味リアルですけど、それはそれで綺麗に締めてくれたら作品として完成度良かったと思いますが、2代目の存在が蛇足です。
そのラストもスッキリしない、何のための班目の告白シーンだったのか、フラれたのか。
と言うか、最初から主人公は班目で進行すれば良かったのに一応は笹原が主人公の体ですよね。
広げた風呂敷を綺麗に畳めていない作品です。
※ ifの世界、某スピンオフでも、咲×班目ファン歓喜かと思えば、班目似の夫が不貞行為ギリギリの事をして非常にショックでした。
裏切ろうとしてる時点で黒・・・。(しかも咲似の奥さんが出産したばかりで)
その時点で読むのを止めました。これまでのげんしけんの世界を先生自ら壊しにかかっている気がします。
Posted by ブクログ
買ってはいたんだけど、ずっと避けててようやく着手。
何と言うか、もう少し前だったら完全にダメだったし、
実際に大学の頃だったらきつかったと思われる。
最近だから別段許せると言う感じですかなあ。
と言うか、こんな女子率の高いオタ活動してなかったし、
青春も送ってなかったので、こういうのが一般的なのかどうかはよく分からず。
まあ、別にそこが羨ましいかって言われると、そうでもないかなあと思ったり。
むしろ、オタ活動に割ける時間を羨ましくは思う。
しかし、そう言う情熱ももう持ち合わせていないんだけど……。