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Posted by ブクログ
新生徒会クリスマス会準備編。
前巻同様、この話も前半部分は歯車の狂った奉仕部と八幡の心境が続いてて陰鬱とした雰囲気。
ただ、八幡本音吐露の名シーン以降、後半は明るい展開で良かった。
葉山グループのメンバーともちょいちょい遊んだり、見ててほっこりしますね。
にしても、会議は踊るされど進まずの様子は、読んでてほんとにイラつかせてくる感じが凄すぎました。そういう風に書いてるんだと思うのですごい。
そして平塚先生は相変わらず指導者っぷりが素晴らしいですね。
そんなこんなで、最後はティータイムも復活して、紙コップからも卒業してハッピーエンド。めでたしめでたし、、、ですがまだまだ続くようで。期待して次も読みます。
全読者が泣いた
客観的には物語開始での「リア充爆発しろ」と言われる側になってきたようにも見えます。そのくらい充実したストーリーでした。玉縄くんはさがみんとも異なるキャラでうざかったです。部室でのやり取りは、本編一番の感動でした。
Posted by ブクログ
ようやく6巻からの長い辛い話を抜けた感じ。
いや、どの巻も面白かったんだけど、ギクシャクっぷりがもう見てられない感じだったのでかなり辛かった。
しかし、今回でそれもようやくの終止符をうち、
それぞれ新たな1歩を踏み出すと言う感じになりつつある。
しかし、ストーリーが進んだ分、もう終盤なんだなあと実感させられるのが寂しい所でもありますが……。
この先どんな展開になるのか楽しみでたまりません。
しかし、一色がこんなに重要キャラになるとは思わなかったなあ。
Posted by ブクログ
評価:☆5
間違い続ける青春ラブコメ第9弾。
※発売直後のためネタバレ注意。
前巻から引き続き重たい展開が続く。
奉仕部メンバーは正しくないと分かっていながらも「欺瞞」に満ちた関係を続ける。
『表面をなぞっているだけなら、いずれすべては摩耗する。』という現状を的確に表した文にはゾクっときた。
椅子に重ねられた距離感描写も切ない。
そしてその関係を必死に繋ぎとめようとする結衣が良い子すぎて涙が…(ノд;)
結衣派の自分としては八幡とゆきのんはもっと素直になれよと言いたくなるw
今回は海浜高校と共同でクリスマスのイベントをすることになるんだけど、会長でカタカナ語大好きな玉縄のウザさが半端なかった・・・最初は面白いキャラだと思ったんだけどw
みんなの意見を取り入れるのは悪いことではないけれど、あそこまで徹底されるとめんどくさいよね。
いろはすはウザキャラだったはずなのにこの巻ではちょっと可愛かった悔しいw
「なんですか傷心につけ込んで口説いてるんですかごめんなさいまだちょっと無理です」
とかニヤニヤしちゃうじゃん?w
一色の件でも留美の件でも、全部自分のせいにして抱え込んでしまうのが八幡の優しいところであり悪いところでもある。
ゆきのんの「あなたのせい、と、そう言うわけね…」という台詞もあるし、やっぱり一人で抱え込まずに頼って欲しかったんじゃないかな。
全部素直に吐き出せたら八幡じゃないけどね。
でもだからこそ、八幡が感情を露わにしたシーンは胸が熱くなった(´;ω;`)
まだまだ言葉足らずだけど、きっと気持ちは伝わったはず。
これまでの展開がキツかったから、307Pの挿絵だけでウルってくるよ…
しかし平塚先生の言葉って何であんなに心に染み込んでくるんだろうね…泣きそうになる。
ここぞというときに支えてくれる存在って心強いよね。
あの人が独身なのは絶対おかしいw
あと由比ヶ浜パペット可愛すぎてヤバかった。実際してるシーン想像しただけで萌え死にそうw
長く続いた展開も一見終わりを告げたようにも思えるが、ここからどう持っていくか。10巻も楽しみです。
「誰かを大切に思うということは、その人を傷つける覚悟をするということだよ」
「俺は、本物が欲しい」
「あたし、今のままじゃやだよ……」
「いつか、私を助けてね」