あらすじ
帝国軍の反撃により装甲戦力が壊滅し、抗・帝国軍は頽勢に転じた。既に目的を達成したことを知るテロリスト達は、自決の道を辿ろうとするが、その胸中に渦巻く実感への渇きは、倦むことを知らずのたうつ。帝国人を殴りつけたい。彼らが泣き喚き、許しを請う様を見たい──。そこに入った帝国軍人からの通信。電信回線で西方諸国中の人々が聞くそのアリス・L・マルヴィン少尉の声は、謝罪ではなく、三つの要求を突きつけていた…
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理想は叶わぬ代名詞
多分半分も理解してませんが感覚で一気に読みました。正義と悪、この題材をこんな風に考えてしまう人はどこか視点が神ってるんでしょう。でもそれを覆す伍長の告白に声を出して笑いました。やはり主人公はタイトルの鋏を実際に持つランデルだと思いたい。じゃなきゃアリスちゃんが救われない、そう思いました。
いっちまえ、伍長!!
Posted by ブクログ
購入:2020/9/5
ネビュロ会議編から展開がゆっくり過ぎてまとめ読みが多くなってしまったが、ものすごい情報量。作中の時間で10分も経っていないのだよなぁ。
正義の議論は抽象的過ぎて、まだ消化し切れていない。
「信じてみたい」
そう思わせた人も、そう思えた人も、尊い。