あらすじ
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】異形屍人との戦闘で、屍人がまだ人間の知性を残しているのに戸惑う燐達。この窮地を無事に切り抜けることが出来るのか…。その間にも出雲への九尾の移植施術が刻一刻と迫っていた! 出雲編クライマックス!!
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匿名
泣きっぱなし巻
本当に出雲ちゃん、かっこいいよ!めっちゃいい子になっていく
そして、ウケミケ…おかえり!口悪いのは今更だけど、仲良しなの好き
匿名
ニーちゃんが意外と強くて可愛いですね。外道院の行いは悪魔よりも悪魔の様ですね。憑依された醜い姿が彼の本性を表しているかのようでした
Posted by ブクログ
幼い勝呂に要とはなにか訊かれて、
大事な物、とかではなくきちんと
「扇の持つところ」と説明する柔造が良いなと思う。
真心を受けてストイックに努力してきた勝呂。
もう戻れない、と思う姿は見ていて辛い。
燐が覚悟を決められないのも、
確かに人の味方でいなくちゃというのは
当然そういう考え方になると思う。
そこから、何を持ってして悪魔なのかという疑問を
外道院との会話から思わせる構成が素晴らしい。
折角差し出された手を取れない出雲が
もう遅いと思いながら助けてと泣く。
そこに降り立つ燐は紛れもない主人公だ。
外道院に言われる理屈なんてすっ飛ばして
「泣いてんだろうが」が燐らしくて良い。
お母さんが最後にまた、宝物と言うところも
出雲がやっとみんなに助けと言えるところも泣ける。
人間が嫌いだ、おまえもそうだろうと外道院に
同意を求められた出雲が、
「今は思わない」と短く答えるのが良かった。
燐にとってとても大切な意味をもつのが
「誰の味方になるか」ということ。
今までは悪魔と闘ってきたけれど、今回からは人間を相手にしなければならないというジレンマ。