【感想・ネタバレ】アイアムアヒーロー 完全版 22巻のレビュー

あらすじ

シリーズ累計発行部数1200万部超!

ゾンビ漫画の金字塔、「アイアムアヒーロー」が表紙デザインを一新し、

連載時のカラーページを復刻、更に最終22巻に80ページを超える

渾身の描き下ろしを収録した『完全版』として登場!!

新たな結末を目撃せよ‼


『アイアムアヒーロー』ここに完結。


東京・池袋。巨大ZQNと対峙する英雄。

その目の先に映るのは、生き残った人間同士の戦い——
クルス、浅田、コロリ…三つ巴の戦いの結末は⁉

新しい世界、新しい日常‥‥‥そのヒーローになれるのは誰か。


※本商品は描き下ろしとなる265話を追加したオリジナル版になります。

以外は過去に発行されていた商品と同じ収録内容です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

例えば、
ミステリーを読んでて、
「トリック」を解く物語なのか、
「犯人」を捜す物語なのか、
「動機」を当てる物語なのか、
それとも、
全部なのか!

日本のミステリーって、
「トリック」も解いて、
「犯人」も捜して、
「動機」も当ててって3拍子揃ってないと未完成な物語って、
烙印を押されるけど、
元々は、
どれか1つに的を絞ってあって解けない謎があっても面白ければそれでよかったんですよ。
でも、
完璧主義の潔癖主義な日本人が読み、
書く、
ミステリーってのはその3拍子が揃ってないとアカンのですね。
ちょっと、
似てて漫画だろうが映画だろうが小説だろうが、
ちゃんと、
風呂敷を広げたら、
ちゃんと、
回収しないといけない空気ってありますよね。

今回「アイアムアヒーロー」なんですが、
みなさん最終回にがっがりしませんでしたか?
何も回収してないって言うパターン。。。
もしくは、
ちゃんと読める人が読めば、
ちゃんと全部のエピソードを回収した完璧で潔癖なマンガになってるのでしょうか?
僕はおバカなんで、
まったく意味不明の最後でしたっていう感想しか書けないです。。。

けっこう、
前から友人とは「アイアムアヒーロー」はどう終わるかね?
と、
議論してましたが、
止めて欲しいのは「夢オチ」な!
なんて、
話してましたがそれよりも酷い終わりかただったんじゃないかと思うの。
でも、
無理やり考察したわ「かぐりん」わ!


世界に名前をつけると、
第1の世界は普通の「社会」なんですね。
今僕たちがいる世界そのもの。

第2の世界はZQNがまみれてパニくった「混乱」の世界なんですね。
マンガの中で大半を占めてる世界ですね。

そして、
パニックが収まって独りぼっちになった、
自分以外の人間がいなくなった世界、つまり「孤独」なんですね。

「社会」
「混乱」
「孤独」
と、
3つのパターンの世界があります。
そこで、
いつもヒーローだったのは「英雄」という主人公!

「社会」の中では何もできない売れない漫画家。
「混乱」の中でも自分の欲求を中心としてしか回せない出鱈目野郎。
「孤独」の中でも〃

住めば都で、
どこに居ても誰と居ても「英雄」は「英雄」なんですよ。
世界が変わっても自分は変わらない。
むしろ、
自分を変えれば世界が変わるのか?
と、
投げかけられたかな花沢健吾さんに。

本って昔は高かったんですよ。
なにしろ、
手写しだった時代はもう高価なものでした本って。
でも、
印刷技術が進み量産が簡単にできるとどんどん安くなる!
このアイアムヒーローも745円ですが、
電子書籍で読めば安くなるし、
中古になればすぐにでも108円になるし、
下手をすれば10円くらになってしまう。
でも、
読んで得た情報や感動は自分に取っていくらになるだろう?
108円で手に入れても、これは1000円の価値があると思えればそれはお徳だ!
定価の745円で手に入れてつまらんから100円の価値しかないなって思っちゃうと損した気分だ!

どんどん安くなる!
もっと、
安くなる。
だからそろそろ本や映画やテレビから人類は卒業すればいいと思う。
それこそ、
最終巻の孤独の世界に居る「英雄」のごとく、
リアルに生きればいい!
本や映画やテレビの世界からもっと人間は卒業すればいい!
いわゆる、
汝の隣人を愛せですよ!
汝の隣人はテレビですか?
汝の隣人はなんですか?
リアルに生きてみないかっていう問いかけを受け入れてみないか?
もっと、
自分の人生の価値を高める生き方をしてみないか?
世界に流されて生きてるようで、
生きながらえてるだけの生の消化活動ではなく、
もっと、
生の昇華をしてみないか?

死ぬのが怖いなんて言ってる生き方でいいのか?
どう生きる?

2
2017年04月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

藪さんが死亡し、英雄が比呂美とくっ付いた頃からゾンビ漫画としては行き詰まってきたと感じました。
最初ヒロミは英雄を恋愛感情で見ていなかったのに、藪さんと英雄がそういう仲だとしって急に恋愛モードになったのも唐突な気がしました。やけに毛深いことを気にしていたり、結局女同士の張り合いに近いような。。
そして英雄のほうも元カノてっこを忘れられない、藪さんとも好きで関係を続けていたし、ヒロミは自分のことを好きみたいだしという感じで…誰か1人に特別な思いを抱いてるようには見えませんでした。まあそれが英雄なんでしょうがw
終わり方は賛否両論あるようですが、個人的にこの終わり方は嫌いじゃないです。
DQNとは何か、比呂美はどうなったのか、何故おばちゃんは若返ったのか…沢山の疑問が残ったままですが、だらだら続いてつまらなくなるより良かった。
ただ最後まで英雄がコロリの存在に気付かないままなのが残念。彼は唯一最後まで英雄のことを気にかけてくれていたのになぁ。

2
2017年11月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

花沢さんらしい終わり方。他のよくある終わり方ではない。救われない。回収されない。どうなったか分からない。でもこれが花沢さんワールドかなぁと納得。

2
2017年03月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この巻だけで言えば★2です。
家人が好きで買っていたので久しぶりに読んだマンガでした。
ファンだった家人は最低なラストだと言っていた。
私もそう思う。
久喜幕府あたりすごくよかったのになぁ
やはりここまで人気が出たり、話が広がってしまうと収拾つかないものなのかな。てか、これは続く気満々ってこと?
オチじゃないならいいでしょ?これでひとまず終わりってことにしようよと作者も編集者も決断したことがなんか許せない感じ。勝手な意見ですけど。
あと、絵は丁寧で綺麗なのですが、同じトーンにしすぎなのか遠近感が全くないコマが多くてよくわからない絵がたくさんありました。そういうシーンじゃないのに包丁が刺さってるように見えるコマがある--;

1
2018年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

んー…絵がごちゃごちゃしていて見にくいのですが…まあ、それはそれとしてよく分からないまま終わってしまったという感が強いのですけれども…

元々、映画で言うゾンビ物というか、そういう感じが強い漫画でしたのでなんというかアレですね…ひたすら「ZQN」なるバケモノから逃げていたような気がするのは気のせいでしょうか…社畜死ね!!

ヽ(・ω・)/ズコー

おっさん主人公が女子高生と恋したり、また、別の女性と恋に落ちたり…みたいなのを繰り返しながら最終的には全部失う? まあ、一人きりになった世界はどうなのか!? みたいな感じのことが本作には描かれていましたけれども…うーん…やはり一人きりというのは寂しい…というか、寂しいという感情も他の人間がいるから発生するのですね!?

↑みたいなことを著者は言いたかったのかな…ともかく肩透かし感が強いラストでした…おしまい。

ヽ(・ω・)/ズコー

1
2017年05月17日

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