あらすじ
シリーズ累計発行部数1200万部超!
ゾンビ漫画の金字塔、「アイアムアヒーロー」が表紙デザインを一新し、
連載時のカラーページを復刻、更に最終22巻に80ページを超える
渾身の描き下ろしを収録した『完全版』として登場!!
新たな結末を目撃せよ‼
食糧確保のため、アウトレットモールのフードコートへ潜入した英雄たち。
袋のねずみとなった彼らに、次々とZQNが襲い来る‼
一方、藪も負傷した比呂美を背負い、脱出を図るが…⁉
生死を賭けた脱出劇が繰り広げられる中、彼らの生きる意志が試される。
響きわたる銃声は、果たして救いか。
緊迫のアウトレットモール編クライマックス‼
<カラー3ページ増量!!>
※本商品は過去に発行されていた商品の収録内容から変更はありません(カラー増量ページ除く)。重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
フードコート突入隊がZQNに襲われ、サンゴが死亡。英雄は猟銃を再び握り、村井とともにZQNたちと戦う。
英雄、覚醒。
一方、高跳びZQNが屋上に侵入し、コミュニティは崩壊する。
やぶは比呂美を守りながら、駐車場の屋上にある自分の車を目指すが……。
アウトレットモール編、完結。
Posted by ブクログ
ああ~、すごい。
どうしようもなかった主人公の才能の開花とか、極限状態での各キャラクターの動きが、きわめてリアルに胸の中に下りてくる。すごい表現力。脱帽。
Posted by ブクログ
勇気とか踏ん張りとか、弛緩した日常から脱落してしまっている物が掘り起こされる物語と描画の底力が発揮された、シリーズ中でも屈指の巻。
あちこちに伏線も張られ、巧みな構成には感心する。
Posted by ブクログ
ショッピングモール、POV風の描写、人間側の醜さ、対立、それによる破綻…いろんなオマージュから作者の並々ならぬゾンビ愛がひしひしと伝わってくる。
それでいてゾンビの描写は今までのアメリカンなゾンビでも、フランスやスパニッシュなゾンビでも無い、貞子的な日本ならではの緻密さで恐怖を描き出している。
これは良いゾンビ漫画。
Posted by ブクログ
ようやくタイトルである「アイアムアヒーロー」のスタートを切った感じがする。
アクションシーンの連続で飽きさせない描写。そして弱者が次々に淘汰されていく。圧倒的な暴力。
「感染」によって人々が理性を忘れ、力を手にしていくのだけど、
僕らも目に見えないだけで、何か悪いものに「感染」している。
読後、そんなことを思った。
Posted by ブクログ
ヒーローと口では言っていたけれど人に頼られるのは苦手で
戦ったところで誰が見ているわけでもないから ヒーロー になれるわけでもなし。
英雄の自問自答がちょっと面白い。
フードコートからブライと二人でなんとか脱出しようという時、
互いにマスクを取って本名を名乗りシーンは熱かった。
「お前に命あずけたっ。でも死ぬつもりはねえ!! 失敗しても恨まねえから絶対成功しろよ!!」
という村井の台詞も良かった。
撃つ前に「はーい」と掛け声をかけるのが
いつもやっていたのだなという感じがするし
一瞬で冷静になるところが恰好良い。
クレー射撃、なにげにかなりの腕だったであろう英雄。
あんなに今まで踏ん切りがつけられなかった様子なのに、村井を助ける為もあってか
明確に自分の意志で発砲する。かなりの命中率だ。
とは言え軍隊経験があるわけでなし、人型の生命体を倒すことの精神的ストレスは相当だろう。
村井が英雄を認めてくれるところも、援護してくれるところも良かった。
最終的に離脱してしまうが、これは仕方ないだろう。
結果もう少し耐えていたら助かったかもしれないところがやりきれないが。
もらったベーコンをちゃんとピックしようとする英雄が良い人だ。
遂にアウトレットモールを脱出し、舞台が動く。
「人数に意味があるかわかんないけど、あんたはあたしら二人の命を救った」
と、お礼を言ってくれるやぶさん。
眼鏡を外した英雄の、引き金を引き続けていた指が震えているコマが秀逸だ。
モールまで一緒にきたカメラマンの選択も衝撃だった。
Posted by ブクログ
主人公の英雄はしがない売れない漫画家&アシスタントでしかない。死んでも動くZQN相手に、彼が趣味として猟銃の使用許可を取っている、と言う人間であった事、平時には武器として行使できるわけでもなく、所持する許可を持つ人間としては特別なんだが、別段なんの役にも立たない、が、平時がひっくり返った時、所持許可が取れる程、什器の扱いに長けている事が「職業人」としての技術として特化する。仕事の中で、練磨されたとしてもそれで給料が上がるでもなし、と言う技術がある。だが毎日の業務に於いて修練された事が「特別な才能」となる舞台があるかもしれない。
英雄が修練した技術として猟銃を打つ(ぶっ放す、と言った過剰表現は要らない)コマ、職人の一芸を見る様だ…ぶっ放すではない、猟銃を打つ技術を持った人間が武器を扱う、と言うただそれだけの事が描いてある。大袈裟にヤラない、と言うのは漫画の中では非常に難しい手法だと思う。そこで読者の層や受け止め方が分かれるだろうなぁ。英雄は元々「猟銃所持許可を持った人間」であり、たまたま銃を手に入れたのでもない、ヒーローになるべく使命を負っている訳でもないんだよな。世界が変化した時に猟銃所持許可を持ってて良かった、程度のものなんだよ。災害時、今の自分でもなんかしら役立つ技術を持っているだろうか、と言う事を考えさせられる。創意工夫をする想像力なら自信ある。手に入るもので代替品をこしらえると言うのは職場でよくやってる。そう言う事、だろうな。
つぐみの車のクラクションの音、その音に英雄が撃つ手を取り戻した瞬間、感動した。助かって欲しいと言う思いよりも、諦めないでいられるのは「誰か」がいると感じた瞬間が描かれていたから。
Posted by ブクログ
英雄がついに発砲をはじめる。弾がつき車でアウトレットを脱出する。
発砲シーンが今回のメイン。ゾンビがいかにもいそうなおじさん、おばさん、年寄りだったりする情報量がすごい。
ハイビジョンで見てるような精緻が画力もすごい。
Posted by ブクログ
アウトレットモール編完結。
村井くんのベーコンとオッサンvs.ZQNアスリートの結末に、不覚にも涙した。
やはりこれは、残されていく者達の物語と同時に残していく者達の物語でもあるのか。
Posted by ブクログ
スピーディーでおもしろい。
細かい心情の描き方が上手い。
村井君が飛び降りるところを見て、命ってなんだか軽いもんなんだな、と感じてしまった。
もし自分があんな極限状態のなかに放り込まれたら耐えられないだろうな。
次も楽しみ。
Posted by ブクログ
英雄の反撃。アウトレットモールの崩壊。
ついに英雄男を魅せる。緊張感と安心感が入り交じる面白い巻。
ひとつだけ気になったのは、
ひろみちゃんの目線で薮がZQNと同じ生き物だったこと。
この先に通じる何かだろうか。
Posted by ブクログ
御殿場アウトレットモールの屋上に避難していた者たちと共に、ゾンビの巣食うモールの食堂に食料を入手しに向かうことになった英雄たち。なんとか食料庫にたどり着くも、そこにもゾンビがいて犠牲者が続出。なんとか冷蔵庫に隠れて難を逃れていた英雄だが…。果たしてモールから脱出することはできるのか?
この巻の中盤で英雄がついに散弾銃でゾンビを撃ちます。一方、「やぶ」と呼ばれていた看護婦はひろみを背負って自分の車にたどり着く。モールを抜けだす準備が整っていきます。
また、ゾンビの謎が少しだけセリフ中に。
Posted by ブクログ
中だるみするかと思いきや怒涛の展開で一気に盛り返した感が!
俄然面白くなってきた。
予測不能な展開や意外性のある演出で新鮮さをキープしながらここまでやれているのは本当に驚き。
Posted by ブクログ
女の人は「比呂美」をおぶって車に向かう!
「英雄」は、
「村井」と一緒の銃を装備してZQNを撃ちまくる!
ZQNパニックになったモールを女の人「小田」さんと、
「村井」君のベーコンを持った「英雄」は脱出成功しましたぁー!
これからどうなるんでしょう?
Posted by ブクログ
これまた有名なので読んでみた。
この手のゾンビマンガは出尽くしてる感があって、つまりは差異化をどう付けていくかがとても重要だと思うわけだけど、そういった意味では主人公をイマイチイケてない今風男性にした当たりがそこなんだろうか?
描写や見せ方は上手だなぁと思うけど、今のところ特に目新しさを感じることは出来なかった気がする。ただ、散弾銃を使いこなすシーンは物凄くかっこよかった。
でも今後には期待できるかなと想った。
Posted by ブクログ
ゾンビを撃ちまくるシーンが半分以上を占めるので、早々と読み終わってしまった。
読者の気分を悪くさせていた人間が、ZQN化し、弱者となって淘汰されていく様は、感じてはいけないような気持ち良さがあった。
Posted by ブクログ
発売当日に購入、そしてまた一気読み。
急展開。スピーディーに話は進む。アウトレットモールから脱出に成功するが、犠牲者も・・・。その最期はただ切ない。