【感想・ネタバレ】アイアムアヒーロー 完全版 5巻のレビュー

あらすじ

シリーズ累計発行部数1200万部超!

ゾンビ漫画の金字塔、「アイアムアヒーロー」が表紙デザインを一新し、

連載時のカラーページを復刻、更に最終22巻に80ページを超える

渾身の描き下ろしを収録した『完全版』として登場!!

新たな結末を目撃せよ‼


政府により”病気”と定義された「奴ら」があちこちに蔓延する中、

錯綜する情報に惑わされ、現実感を抱けず右往左往する人間たち…。

樹海から抜け出した英雄と比呂美は、根拠もないウワサに流され富士山五合目を目指す。

そして遂に、事態は思いも寄らない方向へ急転する——!!


<カラー4ページ増量!!>


※本商品は過去に発行されていた商品の収録内容から変更はありません(カラー増量ページ除く)。重複購入にご注意ください。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

富士山の五合目まで行けばウイルス感染しないという情報をもとに、人の波に紛れる英雄と比呂美。
群集は神社で感染者が発生してパニックに陥る。
英雄と比呂美は、カメラマンの荒木に助けられ、車で五合目にたどり着く。
ネットでこの状態を予言した来栖とは何者なのか。
感染は大阪にも広がる。ネットではゾンビのことをZQNと呼ぶ。
感染はいたるところに広がり、ついに比呂美も発症する。

0
2014年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

感染拡大の描写がよかったです。
某大型掲示板での実況風の描写も非常にわかりやすい。
ああ、現状こんな風になってるんだなぁってのが理解しやすい。

人が集まる場所ってのはやっぱり感染者で発症していない人も来るわけだから危険ということですなぁ。

掲示板のスレッドもどんどん過疎化してるんだろうなぁ。
して、籠城決め込んだやつらだけが生き残ってくる。
もしくは、だれしもが沈黙に落ちていく。

現在は電波も電気も通っているようなのである程度問題なく暮らせてるみたいだけども、やがてはそれも途絶えるようになる、と。
そうなると…今でもだけどサバイバルなわけですよね。
もうそろそろ甘いことは言えなくなってきているみたいだけども、英雄はどうするんだろう。

感染者は、殺しても何度でもよみがえってくるようだし。
てっこもよみがえってるのかな?

それこそ頭ふっ飛ばされたり燃やされたりしないかぎりダメなのかな。

掲示板の中で、宿主を殺すウィルスについての描写があったけども。
今回の場合は、宿主死んでも動かすだけの熱量を発揮し続けてるわけだから宿主云々てのはウィルスには関係ないのかな。

いつかすべての疑問が解消されることなんてあるのかな。

0
2011年12月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まだまだ呑気に避難生活をしてる人たちに遭遇する。
けどそれがパニックに繋がるんや…。

今巻は新しい局面を迎えることになります。



以下ネタバレ----------------











今までで一番人口密度のでかい場面でハザードに。
読者的にはもう何が起こるか一目瞭然なのでもうハラハラ。
今までいろんな年代の奴らをみかけてきましたがついにあの年代の奴らが登場!
幼子です!
これは怖い…。
人がいっぱいいるところの足元を掻い潜ってくるんですよ。
英雄君は多分足元の奴らは見えなかっただろうけど悲鳴と空気の変化ですぐに察知したことでしょう。

奴らはここでおいておくとして、今巻ではちらほらとでていた奴らに関わる先取り情報的なネットの話題が登場します。
それは職場のあの先輩の言っていた話もここで繋がってきます。
そして人の多いところでもこの話を持ち出すおじさんが登場します。
気づいた人はもう備えている、と。
こういうの好きなので( ̄ー ̄)ニヤリとしつつ奴らが怖いのでガクブルです。

ネットによう情報の拡散が今回は力を発揮しているし、
今巻ではそれがキーワードだったかもしれない。
動画の件以外にも2chが登場して劇中でリアルタイムに書き込みがなされている描写があります。
ここがなんだか現実的な気がする、日本っぽさとか。
そのなかで新しいネットスラングとしてZQNって言葉で出てきたのもなんかありそうでおもしろいw

しかし最後のにおわせ方が辛かった…。
始末したんだね…。
これが新しい局面のひとつです。

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2011年05月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最近アツくてかっこいいキャラが出てくる疾走感のあるマンガばっか読んでたから、英雄の行動や物語の進み方にイライラしてしかたなかった。
けど、よくよく考えたら、現実に生きている人間なんて、事なかれ主義で、自分自身で考えて行動することがめんどくさくてすぐ多数派の考えに泥んでしまうし、自分を持ってない、他人の事もどうでもいい、そんな奴らばっかなんだよな。
つい最近までそうやって「普通」に現代日本に生きてきた人間である主人公が、いきなりアクション映画よろしく派手に銃をぶっ放すわけがないんだよな。
そういえば、これって疾走感とか爽快感とは真逆にあるマンガだった。

ゾンビ(ZQN?)よりも、本当にぎりぎりになるまで異変に気付かない群衆が怖いです。生々しいまでのリアルの中に少しずつ少しずつ狂気が混じって行って、ああおかしいと思った時にはもう手遅れ。実際にこんなことが起こったら、きっと世間の反応はこんな感じなんだろうなと思うとすごく怖い。

・・・とか読みながらバカな頭でごちゃごちゃ考えてしまった。


それにしても、まさかの展開で一気に鬱度アップ。
感染したひろこちゃんを前にして、英雄が一体どう行動したのかが一切描写されてないのがまたニクい。嫌いじゃないよ!
「いけるよね?」と問われた後の英雄の顔を見る限り、英雄覚醒はまだないみたいだ。つーかそんな展開はあまり望んでいない。これからどうなるんだろう。
来栖の存在ももちろん気になるし、今後の展開に期待。

0
2011年01月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ワンセグテレビで情報を得られるのは、何も無いより良いが
得られるのは結局官邸もテレビ局もやばそう、であって
安心材料は得られないのが気持ち的にしんどいところ。

富士山の五合目という指針が得られるのは良いけれど
真実かどうかは危うい。
こんな時でもまだ呑気で、善意から助けてくれる人もいるし
でもそんな人も感染してしまうという容赦無さも
花沢節だ。
誰が感染しているか分からない中で、知らない人と団体行動をするのは危険すぎる。
人がいると安心する、という英雄の発言がフラグでもある。

赤ちゃんが感染するのはかなりグロい描写。
しかしどうして感染したのだろうか。噛まれたというより
母親が感染していて、唾液や母乳等での感染なのか。

新しい仲間が増え、そして比呂美の感染という衝撃。
綱渡りのような状況が続く。

0
2021年02月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

富士山の5合目に行けば安心?
デマ?

そんなかゾンビ襲撃!
パニックパニック!
で、
逃げる「英雄」と「比呂美」ちゃん!

カメラマンの「荒木」さんに拾われて5合目に!
つか、
日本はおわた?

「来栖」の動画を見せてもらう。
関係あるのか?
つか、
「比呂美」ちゃん感染してないか?
で、
大阪に舞台は移ってネットの書き込み!
日本中がパニックだね!

再び「英雄」と「荒木」さん。
でも、
「比呂美」ちゃんの姿がない?
どうなったので6巻へ続くのです!

日本はダメか?
つか、
世界はどうなっているだろう?

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2015年04月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1巻は微妙、3巻、4巻と盛り上がり、そして5巻はやや冗長気味の感染者描写。
この漫画で特筆すべき点はアングルだろう。主人公視点、ゾンビ視点とぐるぐる回る。
疑問に思う点は作中の登場人物は感染者と非感染者の区別がほぼ出来ないこと、情報伝達がうまくいっている割にパニックになっていないこと、ライフラインは無事、通常の社会活動を行おうとしているところである。
どのようなラストを迎えるかという点で興味深い。

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2011年04月19日

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