あらすじ
「だから僕は死ななきゃいけない。君のために」
ナガツキの前に現れたのは、今は亡き大切な人・ユラだった。ナガツキは、一人で抱え続けてきた彼女への贖罪の気持ちを吐露していく。
自覚なき死者の生きる国“終端街”へようこそ――。
結月さくらがいざなう、想い絡み合うヒューマン・ファンタジー。
(第21話収録)
事故で命を落としたトアが出会ったのは、昇降機守を自称するトウカ。
死者の乗降場でたくさんの人を見送ったという彼は「自分の背負ってきたものと向き合えなかった者は人ではなくなる」とトアに話すが…。
トアの後悔に寄り添うトウカの言葉に胸を打たれました。
そんなトウカが探し続けている友人はどんな人物なのか、トウカにとってどのような存在だったのか…。
トウカの言葉の節々からその友人への尊敬と執着を感じ、ますます気になってしまいます。
そして、昇降機が"生える"不思議な世界観に思わず惹きこまれました。
死者の国を舞台に、どこか冷たい雰囲気がありながらも、そこで生きる人たちの温かさも描かれており、何度でも読み返したくなる作品です!
感情タグBEST3
ほつほつと 淡々とした日々に差した光は温度を教えててくれた
色を教えてくれた
そして
25ページの独白と26ページの面差しに「このバディはやっぱり最高だぜ!」とワクワクしました。
28ページの天使の梯子が美しくて…。
そして30ページのナガツキの表情に内包された感情の奔流があまりに狂おしくて胸揺さぶられました。
清濁を撹拌し呑み干したあとに残る、カップの底に残る液体はすこししおからい
マグカップに注いだ喉を焼くトマトスープのような1話。