いとさんのレビュー一覧
レビュアー
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購入済み
エレベーターの底にあったのは、トウカの予測通り虚の水路であった。
そしてそこに居たのは、トウカと時を共にしていた案内人。
トウカがこれまでずっと抱いていた違和感や憶測が言葉となって表出していく。
ナガツキの不死性に理由があるのか。それらの起点はなんだったのか?
案内人は、それにどんな表情をするのか。
冷たくて、暗くて、君はもうそこを照らす存在ではないけれど、それでも祈ってしまう。きみにとって、それが苦しいことでないことを。でもきみは、ずっとずっと思い悩んできたんだね。
そして、そんなきみにわたしができることは。
紐解いて押し出された先にある、冷たい水は、どこか甘い香りがする。
白桃フレー -
購入済み
家族に虐げられ、妹二人には手を変え行く道を何度も遮られてきた主人公。実の家族に虐げられる展開は数あれど、妹2人ともにそちら側だと、二段構えのように「まだあったのね…!」と驚かされます。主人公が嫌味なく優秀なのでストレス少なく読めます。
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購入済み
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購入済み
前後編で構成されているので読んでいてスムーズにことが運ぶので心地よいです。
台詞など文字も多いですが、絵が可愛らしく適切な描写がされていて汲み取りやすくて楽しく読めます。 -
購入済み
過去誰かがその水の向こうに異界を見た
過去誰かがその下に異界を見た
我が身は誰なるぞ
例えばギリシャ神話に登場するアケローン河。
「冥界の入り口」を流れる苦悩の川。
一方、三途の川は、日本の仏教や民間信仰における現世とあの世の境界。
どちらも死者を死後の世界へ分かつ「境界の川」として共通した役割を持っている。
例えば天岩戸。岩戸に太陽神たる天照大神がこもったことで、世界は闇に包まれた。
そう思えば世界は、簡単に区切られてしまうのかもしれない。
作品タイトルである「昇降機」に切り込んでいく。
昇降機は人ないし物を運ぶものだ。終端街ではあり得ない世界に連れていく昇降機は、どこに、なぜ、な -
購入済み
「ざまぁ」展開になるかもしれない一大イベントの前置きの一話です。文章量が多くなったかな?と思うのですが、コマの描写が丁寧で分かりやすいので読みやすく楽しめます。
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ネタバレ 購入済み
この身ではあなたの涙が拭えない
いつかのナガツキのほつほつとした足跡が、促されて出来たものだとしたら。今のナガツキの足跡は、アカリヤにはどう見えていたんだろうね。
アカリヤの眼から見た、ひとりの人間のはなし。
死なずの男と、その手を引いて歩いた顔も認識できなかった誰かたち。
ナガツキの傷が治る特異性が、改めて浮き彫りになりながら、ナガツキの人間としてのひかりを再確認する一話です。
前話、レビューで「そしてあなたを抱きしめる」とタイトルをつけ、「腕に掻き抱いたそれは温かい」と書きました。
居酒屋でともに酒を酌み交わしたあの夜の喧騒が、アカリヤにとって蓋をした中でどれほどの感情の奔流だったかと思うと、胸が熱くなります。