あらすじ
【描き下ろしおまけ2pを収録!】
「死者の国へようこそ、お嬢さん」
事故で命を落とした就活生のトアは、なぜか見知らぬエレベーターの中で目を覚ます。混乱するトアの到着を乗降場で待っていたのは、自らを“昇降機守”と名乗る青年・トウカだった。
トウカに導かれ、トアは、死者の国”終端街”での生活を始める。そんな中、トウカを殺そうとする謎の男が現れて……?
自覚なき死者の生きる国“終端街”へようこそ――。
結月さくらがいざなう、想い絡み合うヒューマン・ファンタジー。
【本作品は『終端街の昇降機守』第1巻~第4巻を収録した合本版です】
感情タグBEST3
あなたは「終端」に何を見るか
死した者が辿り着き生きる街、終端街。
辿り着くために通る道程を案内するのが、街へ行く昇降機からの脅威を斬り伏せるトウカである。
生前の記憶も道程の記憶も終端街には持っていけない。それはトウカのことも。
しかし終端街にも一線を引いているトウカに、新たな出会いが生じる。
トウカの昇降機守とは?
トウカという存在とは。
トウカの後輩を自称するナガツキの思惑とは。
外套を被った男とトウカの関係とは。
単話版にはない、各話のあとがきにも注目です。
手に取ると無機質なようで熱がある。
カリカリに火を通したベーコン。
自然由来の水のあまみ。
新鮮な瑞々しい野菜の歯触り。
丸ではなく四角。
平らに焼き目が付いた真四角のトースト。
新しい出会いの粒マスタード。
ベーコンレタスサンドのような一巻。