あらすじ
【描き下ろしおまけ2pを収録!】
「日本神話の怪物……八岐大蛇……?」
後輩を自称するナガツキと二人で、昇降機守を続けるトウカ。 ある日、初めて見る青ランプの昇降機が出現する。虚の水路に繋がる手がかりを求めて乗り込んだ二人だったが、一面に広がるのは謎の森だった。そんな中、トウカが得体のしれない水の大蛇に襲われてしまい……。
自覚なき死者の生きる国“終端街”へようこそ――。
結月さくらがいざなう、想い絡み合うヒューマン・ファンタジー。
【本作品は『終端街の昇降機守』第5巻~第9巻を収録した合本版です】
感情タグBEST3
その感情を教えてくれたのは
トウカがこれまでに出会ったことのないイレギュラーな昇降機たち。
水の蛇、終端街に現れる杭を対処する女性マクラギ、昇降機の先で出逢ったマクラギの描いたスケッチによく似た少女。
激しく動く時の中に挟まれた日常もいとおしい。
描き下ろしの髪を下ろしたナガツキのさまや、各話のあとがきにも注目です。
四角より丸。
輝かしい、淡いこがねいろ。
舌先にぴりりと残るジンジャー。
香辛料と煮詰めたジンジャーの刺激を心地よく喉を通らせる、冷やっこさのある炭酸水。
まるいレモンの薄切り越しの景色。
クラフトレモンのジンジャエールのような、眩暈がしそうなくらい魅惑的な香りの第二巻です。