あらすじ
【描き下ろしおまけ4pを収録!】
「道の真ん中に突然現れたらしいんだよ」
マクラギの姉として、終端街で過ごした日々を思い出したリン。トウカとナガツキは、リンの想いがこめられた絵を回収して、終端街へ戻ることに。
一方、二人の帰還を喜ぶトアは、コウさんから、トウカの生い立ちにまつわる衝撃の事実を聞いてしまい……。
自覚なき死者の生きる国“終端街”へようこそ――。
結月さくらがいざなう、想い絡み合うヒューマン・ファンタジー。
【本作品は『終端街の昇降機守』第10巻~第14巻を収録した合本版です】
感情タグBEST3
匿名
燈火
トウカは燈火!
なるほど!と思いました。目が赤い理由もー。
それにしても、癒しキャラと思っていたアカリヤさんは何者なのかー?
今後の展開に目が離せません。
表紙絵三巻全て素敵です!
デザイン画も嬉しいです。
匿名
世界観とトウカの過去に踏み込む
少しずつ過去や経緯が判明して、世界観の理解がぐっと進んだ回です。
新キャラも登場して、ますます「終端街」の魅力が増しました。
それでも、トアさんの可愛さは不動です。
(※個人の感想です)
しかし、何かひとつ分かったかと思えば、更に分からないことが増えて、謎が深まります。
視野が広がるとそれだけ見えるものが増えて、知らない事を「知らない」と気付くような……哲学めいた面白さがあります。
優しさとは。
姉妹とは。
「人を救う」とは。
「人を愛する」とは。
探し求める先には何があるのか。
「家族を上手く愛せなかった」「仲良くなりたいのに近付けない」「大切にしているけど、本当に行きたい場所は別にある」
いつか別離が訪れる予感がする人間関係の切なさと、それでも寄り添い合って今を共に生きる時間の暖かさ。
結月さくら先生は人の寂しさを描くのがとても上手い。
何となく読み進めて、感動したり安堵したりする中で、不意に投げ込まれる問いが刺さる時があります。「そういう考えもあるのか」と知見が広がるような感覚があります。
それでいて、物語に差し込まれる不安感や不穏な気配……日常との落差がほんのり恐ろしくて、面白いです。
続きが気になります。
異質な世界へ誘う青い昇降機。
見通せない朧のような世界に、異質な存在へと飛び込んでいくトウカとナガツキ。
一巻から登場していた青年アカツキは何を識っているのか?
ペストマスクの男は一体「何」か?
日常の話が挟まれながらも、トウカとナガツキそれぞれに芽生えた感情、明かされていくトウカの過去。
突如水面に落ちた重い雫。
その色はじわりと広がって密度を増していく。
背筋をなぞるゆるりとした温度。
四角でも丸でもない。
たくさんのトマトも野菜もすりつぶし、混ざり混ざった不透明な世界の先にあるのはなにか。
ガスパチョのような三巻です。