ポーポー・ポロダクションのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書は行動経済学について、マンガで解説された本である。
さて、行動経済学とは一体何か。
例えば有名なところでは、人間には次のような傾向があるとされている。
* 手に入る喜びよりも、失う悲しさの方が大きい
* 複数の選択肢があると、つい中間を選んでしまう
* 変えたほうが良いことが分かっていても、現状維持を続けてしまう
* 直前に見た情報によって、その後の行動が左右されてしまう
* 無料や確実に手に入るものについて、必要以上にありがたがってしまう
どれも心当たりがあるのではないだろうか。
こういった、日常の行動に当てはめられる『リアル』な経済学。
それが行動経済学である。
従来の経 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ"行動経済学、というものを初めに学ぶには良い一冊。
マンガが付いているからという訳でなく、内容が判りやすく纏められているので良い。
基礎的な内容が多いので、認識した後これをどう活かすかが次アクションになると思われる。
日常生活にもリンクするので、知っておくだけでも面白いし、これを応用してビジネスに活かしていっても良い(話術とか)
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◆「行動経済学」は経済活動に関わる不思議な行動を分析したもの
→人は""損""を避ける傾向がある=だから、いつも同じ店で食事をする(新規はミスした時に、残念)
男 -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
ゲーム理論について、見開きのうち1ページを文章、1ページをマンガという形で解説している本。
ゲーム理論は、本書の最も簡単な表現に従えば「競争相手のことを考え、自分が最も得をする方法を合理的に決める」理論である。
ただし、厳密には相手と競争関係にあるとは限らないし、自分の選択が合理的でも、相手が不合理な選択をすればゲーム理論の解は成り立たない。
また、自分と相手が置かれている状況がどのようなものか、つまり「どういうゲーム」なのかが分かっている必要もある。
本書では「上司はなぜサボるのか」「なぜサービス残業をしてしまうのか」「近所トラブルはなぜ悪化するのか」「プロポーズは自分からしたほうが良い -
Posted by ブクログ
かわいいサルが書かれたマンガで、人に好かれるための手法を紹介するもの。第一印象が大事、とか共感の姿勢が大事、相手をほめる、といったことが書かれている。
内容自体はとても一般的で、言われてみるまでもなくそうだよな、と感じることが多いので、そんなに参考になるという感じでもなかった。というかあまりに一般的なことすぎて、印象に残らない。ただ「自己開示の返報性」(p.140)は、あらためて納得した。つまり「人は相手から自己開示を受けるとその相手に好意をもちやすい」(同)という事実で、これはおれもよく使っている気がする。というか自分の弱い所を早く見せてしまいたい、という心理がおれには働く。あとは、結局 -
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p56口角を上げて笑う 口角の周りをマッサージ、頬の筋肉を動かす ウインクするように頬の筋肉の上下運動→好かれる笑顔
p66 腹式呼吸 胸の周辺を響かせるイメージの低い声はプレゼンなど説得力 頭の位置で音を響かせるイメージの高い声は声が遠くまで通り記憶に残りやすくなる→好かれるよい声
p146 共感能力向上トレーニング
・リズミカルな運動(ウォーキング、階段昇り降り、スクワットなど)特にウォーキングは太陽の光を浴びることでセロトニン神経が活発になりおすすめ
・バランスのよい食事 セロトニンの原料トリプトファンの摂取(肉類、豆類、乳製品に多い)、ビタミンB6
・規則正しい生活 セロトニンは太陽 -
- カート
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試し読み
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見開きで、左側に解説、右側にはかわいいサルが登場して、左側の解説の要点を漫画で表すという「マンガでわかる色のおもしろ心理学」の第2弾。第1弾の復習(色の影響力、色彩に関する語彙の確認(「色彩力テスト」)と、「世界で異なる色彩感覚」、「色彩心理で簡単ダイエット」、恋愛に使える色彩などが主な内容。
国によって好きな色が異なる、という文化の話が特に面白かった。「日本でも異なる色彩嗜好」というのは考えたこともなかった。ダイエットや恋愛みたいなことはあまりに俗っぽすぎてあんまりおもしろさを感じにくいが、猿がかわいいし、もともと気合いを入れて読む本でもないので、これもありかなと思った。トイレの配色を青