大今良時のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
過去の自分を受け入れて矯正していく事は偽善じゃないとおもう。昔がどうであれ今変わろうとしていること自体償いになってると。けど、周りからは人間の性根は変わらないと思われるのが普通なんだろうな。しょうやは、死ぬまできっとその罪を背負っていかなければいけないのか。しょうこちゃんも、虐められた方だけれど、自分が居るから人が不幸になると思い自殺しようとまでする。それこそが、本当はもっと、しょうやを苦しめる事になるのに。なんとも、切なくてやりきれないストーリーだ。普通の人達は昔虐めてた子の事なんか忘れて普通に生きてる人が殆どだと思う。純粋過ぎる2人なんだよな。次の卷が早く読みたい!
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Posted by ブクログ
1~3巻一気読み。
これはぁぁっと思った1巻。
毎日が退屈な小6のショーヤは、耳の聞こえない転入生のショーコをいじめることを始める。
級友に担任、全てがイラッとさせられる展開で
ショーコ以外はマジで腹立つムカつくキャラばかりと思って、このまま2巻が読めるのか、だったのだけど
2巻は、ショーコいじめが学校側で問題になり
自分だけがイジメ加害者として、今度はいじめられる側に立ったショーヤの6年後。
中学でもハブられたショーヤは高校でも友達ができず
孤立し、『死ぬ前にやらなきゃならないこと』として
ショーコに会うのを目的とした結果
そのショーコと再会するところから展開。
会ってどうする、自分のした -
Posted by ブクログ
石田くんそんなイケメンでもないと思うんだけど、なんでもてもて?とか思ってたんですけど、多分彼、迷いがないんですな。普段の様子や素振りだけ見てると、元いじめられっ子だとはほぼ気づかれまい。わかりやすい卑屈さはないし、はっきりと拒否もする。悩んではいるけど、それは答えが出ないものに関してであって、わかっていること、決めたことに対しては、まっ直ぐで躊躇がないんですな。考え込みはしてもそれがネガティブに悩んでいるようには見えないというか。なんて言えばいいんだろう、あくまで何か自分にとっての打開策を見出そうとするような、後ろ向きな思考展開ではないというか。謝る時も躊躇いが見られないのはすごいと思った。自