丈月城のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
カンピオーネ!のような…
同著者の作品『カンピオーネ!』のようなうんちくなし…
『カンピオーネ!』シリーズが好きなので神様とかのうんちく欲しかったのに…
ヒロインの格差が今のところ、アーシャ(表紙の娘)より織姫に圧倒的に軍配が!
物語としては可もなく、不可もなく。
無難。
もう少し作者ならではのエッセンスが有れば良いのだけど。
謎や伏線は有るのでこの先の展開に期待。 -
ネタバレ 購入済み
天叢雲劍
夏休みも明け、リリアナも日本に来てしまい護堂への恋心が暴走気味、祐理も護堂とギクシャクし、妹はプンプンしてるという惨状…
ソレを丸く納めるエリカの手並みは流石。
そんな中、新たな媛巫女、清秋院恵那が現れ更に護堂の周囲をかき乱す。
エリカと対決する事になるが清秋院恵那と天叢雲劍を前に窮地に… -
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- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
アニメDVD・BDの特典として用意された短編を集めた為か、時系列的に初期の話も混ざっていたりしている。少しの触れ合いでも過剰反応する護堂がもはや懐かしい…。
かと思えばページ数の関係か、割とあっさり『教授』を行ってしまう護堂には少し違和感を覚えてしまうが
今回敵となるのは顕聖二郎真君。しかも、まつろわぬ神の状態で襲ってくるのではなく、不死の領域に居る完全な善神の状態で護堂に襲いかかる。それでいて悪しき魔を討つことを至上命題としているのだから、護堂とは相性が悪い。破茶滅茶な神様相手なら護堂は様々なカウンターが打てるが、物理法則を無視した力もなく悪事も行わない神様は護堂には戦いにくい存在。更に意 -
Posted by ブクログ
クリスマスの話をやった次の巻で南洋の孤島で大冒険する話を持ってくるバランス感覚は素晴らしいと思います
そのお陰で時系列は年末年始だというのにドレスに着物に温泉に水着と盛り沢山な内容。その分、敵の派手さや迷惑さが控えめになってしまった気がしないでもない
今回の敵は魔女に関わる女神。4巻で敵対したペルセウスは護堂の権能を封じて追い詰めてきたけど、今回の女神は護堂から権能を奪い取ってしまう。
それによって絶体絶命な展開になったと思えないのは、エリカ達が神獣相手ならそれなりの戦いができるようになってきたのも有るし、護堂ならどんな戦いになろうと最後には勝つのだろうという安心感が有るからか
むしろ13 -
Posted by ブクログ
11巻にもなって時系列的に2番目の物語をやるなんて珍しい構成だよなぁ…
時系列的に護堂が色々と足りていない序盤の段階であり、第3巻のような回想の前後を現在の話で挟んでいた構成と違い、こちらは全編過去編のためエリカ以外のヒロインも登場しない。そのため、直近のランスロットやアレクと大立ち回りを披露していた10巻と比べるとどうしてもパワーダウンしている印象が否めない。
それでも10巻の護堂と変わらないのは戦闘に対する姿勢。普段は平和主義者を装うのに、いざ戦闘となればあらゆる躊躇を脱ぎ去って相手を全力で叩きのめそうとする姿勢はこの頃から顕著
カンピオーネになりたてで自分の権能もまだまだ理解していない -
Posted by ブクログ
今回の敵はこれまでに比べると随分おとなしめ。まあ、まつろわぬ神ではなく神刀を装備した人間なのだから当たり前だが。
そのため護堂がこれまでのように活躍する展開はないが、その分エリカの見せ場がかなり増えているし、祐理やリリアナのヒロインとしての立ち位置を見直させるような展開も有る。だからこの巻では護堂よりもヒロインたちがフューチャーされている
又、今回は敵だけでなく終盤に至るまでの展開もかなりゆったりしている印象。これまでは神に関するアイテムが見つかったり、何者かが恐ろしいことを始めようとしている前兆などが有ったりと終盤へ向かい盛り上げる展開が幾つも有ったがこの巻では恵那が襲ってくる以外は割と平 -
Posted by ブクログ
3巻になって始まりの物語が示される物語構成ってラノベ界隈だと珍しい部類に入る気がする。
内容はいかにして普通の少年だった草薙護堂がカンピオーネになったのかというものなんだけど、カンピオーネになる前の彼の言動が改めて描かれたことで、やはり護堂って色々な意味で普通じゃなかったんだなと思い直すことが出来た
中学生にして酒の飲み比べが出来たり、単身イタリアに行くこともなんとかなるかと思えていたりとかなり普通の枠には収まらない性質を持っていることが判る。更にはまつろわぬ神が起こす惨状を前にしても義侠心から怯まず立ち向かう覚悟を決められる
エリカが言うようにとびっきりの愚か者でありながら類まれな奇跡をそ -
Posted by ブクログ
ラスボス級の強さを持つ神様との戦いを売りにしている作品のはずなのに、2巻目にしてカンピオーネ同士の戦いをぶっ込んでくる本作の構成は面白い
ただ、相手がカンピオーネになったからと言って前巻の敵であるアテナのように傍迷惑な敵ではないかと言えばそんなことはなく、今回敵対するヴォバン公爵も周囲など顧みることなど無く強者との戦いを求めていく。
対する護堂もいざ戦うとなったら周囲への被害など顧みず全力を尽くすのだから、本作において敵が神様だろうとカンピオーネだろうと彼らが戦うとなった時点で周囲への甚大な被害は防ぎようがないことがよく判る内容だった。
護堂とヴォバンの戦いは戦力差が大きく有るだけに逃げに徹 -
Posted by ブクログ
後書きで作者が述べているように超必殺技しか持たない草薙護堂が主人公の物語。そのためか序盤にエリカとの一騎打ちはあるものの、他はボス戦しか存在しないという豪勢な内容
ライトノベルらしいサクサクした展開と作者の神話への深い造詣による描写はなかなかのもの。
ポーズとして平和主義者を自称しながら、戦う以外の道がなくなるとカンピオーネらしい容赦の無さを見せ勝利をもぎ取る護堂はライトノベル主人公としてかなり好ましいタイプ。が、エリカをただの友達だと言いながら割にあんな行為にふけってしまう護堂は既に女誑しの才能が見え隠れする
また、登場する二人のヒロインはどちらも魅力的。計算高くグイグイ主張しながらも大 -
Posted by ブクログ
シリーズ最終巻。
ローマ、と言うよりもカエサルとの決戦回。
征継とジェベとの因縁の対決や、ブルータスとの危機一髪、そして、最後は彼とカエサルの歴史は繰り返すまで、いろいろと詰め込んでいつもの倍ぐらいの速さで物語が動いた印象。
まあ、物語としてはここで大団円なんだろうね。
決戦の煽りを受けて征継と少女たちのあれが今回はあまり濃厚でなかったのが残念だ(笑)
しかし、ライトノベル的にお腹に赤ちゃんは良いのか?(爆)
最後まで楽しく読んだのだけど、もう少しこうだったらと思うことはある。
まず、征継の性格がちょっと達観しすぎていたかなと思う。
もう少しハイテンションな所がある主人公だともっと面白く -
Posted by ブクログ
そうか、女性ならば人でなくてもOKなんだ(爆)
本巻は女皇乱心で皇都大混乱の巻。
征継たちと女皇及び将門との対決になるのかと思っていたら、大将軍の登場でちょっと様相が変わったけど、最後の対決は結局予想通りだった。
そして征継方にリザレクトの仲間ができるという展開。
確かに、ローマ方なんか惜しげもなく新たなリザレクトを二人も出してきたわけで、おいそれと新しいリザレクトなんか召喚できない征継方としては、こうやって仲間に引き入れるしかないよなあ。
今後もこの展開なんだろうか。
それにしても、この物語の最大の欠点はレギオンの戦闘が全く面白くないところ。
これ、どうにかならないかなあ。
バトルもの -
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