【感想・ネタバレ】クロニクル・レギオン 6 覇権のゆくえのレビュー

あらすじ

最終決戦、開幕!! 照姫(てるひめ)と平将門(たいらのまさかど)の暴走により混乱を極める皇都東京。ついに全ての騎力を取り戻した征継(まさつぐ)は、志緒理(しおり)と共に反撃の機をうかがっていた。 だが京都遠征より突如折り返したローマ帝国の将軍・衛青(えいせい)が皇城を制圧、女皇(じょおう)を従え実権を握ってしまう! 一方、水面下で征継たちと協力関係にある大英帝国軍は、関西方面で総大将・カエサルとの決戦に挑む。だが、ローマが新たに召喚した正体不明の英雄“ネモ”により、リチャード獅子心王が倒されてしまい……!? 志緒理は起死回生を懸けて、江戸城址(じょうし)に眠る聖獣・大国主命(おおくにぬしのみこと)を復活させ、新たな力とすることを試みるが……!? 復活せし英雄たちの過去と現在がクロスする極大戦記、第6巻!

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Posted by ブクログ

そうか、女性ならば人でなくてもOKなんだ(爆)

本巻は女皇乱心で皇都大混乱の巻。
征継たちと女皇及び将門との対決になるのかと思っていたら、大将軍の登場でちょっと様相が変わったけど、最後の対決は結局予想通りだった。

そして征継方にリザレクトの仲間ができるという展開。
確かに、ローマ方なんか惜しげもなく新たなリザレクトを二人も出してきたわけで、おいそれと新しいリザレクトなんか召喚できない征継方としては、こうやって仲間に引き入れるしかないよなあ。
今後もこの展開なんだろうか。

それにしても、この物語の最大の欠点はレギオンの戦闘が全く面白くないところ。
これ、どうにかならないかなあ。
バトルものなのにバトルが面白くないのはちょっと残念すぎる。
いっそ、バトルはなしで政治的権謀術数話にした方がいい気がする(笑)

さて、次回はローマとの激突かな。
モンゴルのジェべの登場で征継の正体がだいぶ絞られてきたので、次回に二人が対決する場面は有るだろうか。
期待。

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2017年11月10日

Posted by ブクログ

女皇ご乱心に加え衛青将軍のローマ離反で一気に物語に動きが。嫉妬に狂う女の恐ろしさを垣間見つつ、まだ幼さがあるだけにいろいろ御しやすかったのかな。結果として志緒理・征継サイドの体制が粗方定まり、ローマ側の隠し玉も盤面に現れ、いよいよカエサルと激突が見えてきた。どこもかしこも(もちろん味方も)曲者揃いな印象があるので、同転んでも一筋縄ではいかなさそうなだけに、どうやって局面が展開していくか楽しみです。

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2017年06月14日

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