あらすじ
皇国の若き志士たち、ついに歴史の表舞台に立つ! 獅子心王リチャード一世の襲撃から辛くも駿河を守り切った征継(まさつぐ)たち。だが息つく暇もなく、大英帝国軍が東海道地方の州都・名古屋を陥落させてしまう! 壊滅状態の東海道州を立て直すため、東海道総督の座を立夏(りっか)が継承し、駿河を臨時州都とした新東海道将家が成立。さらに皇女志緒理(しおり)は歴史の表舞台に立つため、東方ローマ帝国の大元帥カエサルをも巻き込んだ大胆な賭けに出る! ついに軍の中心に躍り出た志緒理。腹心の将として、新東海道軍特務騎士団「新撰組」の副長に就任した征継。そしてローマが呼び寄せた謎めいた新たな復活者(リザレクト)……。 大英帝国軍指揮官・黒王子(ブラックプリンス)エドワードが本陣を構える箱根にて、ついに両陣営が全面衝突する!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今巻は、立夏が堕ちる回(爆)
いや、順調に征継ハーレムに向かってますなあ。
うん、もっとやれ。
内容の方は征継方がいよいよ反撃に転じる展開。
箱根の関を巡る攻防で黒王子との激突はここまでの一つのハイライトといえる。
……のだけど、いや、なんというか、前回も思ったのだけど、やっぱりこの巨人兵同士の戦いはあんまりドキドキしないんだよなあ。
だって、指揮官たちは離れたところである意味高見の見物なんだもん。
なのでこちらも離れたところからのんびり見ているような感覚になって、手に汗握る感覚にならないのだ。
これはちょっと、いただけない。
もうね、このお話は戦闘のあれこれよりも、征継と少女たちの関係がどれだけ深まっていくかを楽しもうかな(笑)
そういう意味では今巻は一番出遅れていた立夏がいきなりトップに躍り出た巻だね。
うん、キスまでいっちゃったもん。
個人的には志緒理さまが一番好みなので、彼女の嬉し恥ずかしの姿がもっと見たい(爆)
さて、征継の正体はそろそろ明らかになるのかな?
いやこの作者のことだから、もっと引っ張りそうだけど。
次巻はどうなる?