あらすじ
時は20世紀末。極東の島国『皇国日本』は古代ローマの世より甦った英雄カエサルの手で攻略され、隣国『東方ローマ帝国』によって事実上支配されていた! カエサルを最強の征服者たらしめる力の名は『レギオン』。それは列強諸国がこぞって主力兵器とする神秘の軍団、有翼巨人兵の軍勢である。皇国日本の皇女・藤宮志緒理は日本の覇者になるという野心を胸に秘め、ついに行動を起こす。皇女が腹心の将として選ぶのは一見何の変哲も無い高校生・橘征継。しかし彼もまたいにしえの世より甦った武人、大英雄カエサルと同じ偉大なる復活者『レガトゥス・レギオニス』であった……!!
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面白い
7巻まで読み終わっての感想になりますが、すごく楽しめました。
序盤はコードギアスに似てるかなと思いましたが、どちらかというとフェイトに近いかなって感じました。
Posted by ブクログ
「カンピオーネ」の作者による架空日本を舞台に、蘇った英雄たちが戦うファンタジー。
いや、さすがと言うか、非常に手練た感じでワクワクと惹き込まれた。
うん、面白い。
高貴な姫と英雄の取り合わせは全く王道だよなあ。
姫さまが野心家の癖にウブな所がなんともイイ!(笑)
例によってなかなか官能的な場面もあって作者の面目躍如。
もっとやれ!
ただ、あの設定はそういう場面を描くためにあえてそうしてるようにしか思えないけど(笑)
ちょっと残念なのは、初音が途中からほとんど出番がなくなったこと。
いいキャラなのでもうちょっと絡んで欲しいかな。
あと、「カンピオーネ」でもそうなんだけど、戦いが巨人兵による代理戦闘みたいになっちゃうので、もう一つ手に汗握るような盛り上がりにかけてしまう。
そのあたり、もっと工夫して欲しいと思う。
あと、主人公の正体は誰だろう?
とりあえず義経→ジンギズカン辺りが思い浮かぶのだけど、さて?
続きも読みたい。
英霊当て
この作品では某ゲームを想起させる英霊当ての楽しみをちょっと味わえました。
早々に誰か判明する「というか隠してないよね?」と言いたくなる黒騎士卿はともかく…
主人公については記憶喪失故に本人もわからない。
情報も一巻時点でも多少出てますが、当てはまりそうな英雄は結構いそうなので特定できません。
さて誰なのか…
この作品の惜しむらくはレギオンという武装した巨人の軍勢を操り戦うという方法かな…
やり方次第では有るのだろうけど、今のところ面白味は少ない。