丈月城のレビュー一覧
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カンピオーネ! XVII 英雄の名
- カート
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試し読み
ネタバレ 購入済み最後の王の真名は…
遂に、遂に最後の王復活!
そしてその真名も明らかになりました。
当てた人はどの位いたのかな?
わかる人にはわかる、しかし知らない人も多いし、知っていても結び付けるのが難しいという人も多そう。
有名な英雄では有りますが、日本では全然浸透してないですから…
最後の王との戦い、一幕終了。
しかし、次の復活前に… -
ネタバレ 購入済み
夢の共演
前巻に続き日光にて、草薙護堂が相対するは斉天大聖 孫悟空。
危地に陥るも羅豪教主の機転にて、状況を立て直す時間を得る護堂たち…
しかし斉天大聖も次の手を打つ。
斉天大聖は従属神として猪剛鬣(猪八戒)と深沙神(沙悟浄)を呼ぶ。
今回はかなりの危地に夢の共演。
三人のカンピオーネと斉天大聖 孫悟空、猪剛鬣(猪八戒)と深沙神(沙悟浄)の対戦。
劇場版かな?という豪華な展開でした。
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Posted by ブクログ
ネタバレこの世界にいるカンピオーネは7人だけと事前に知っている為に、タイトルの「8人目の神殺し」という文字には少し驚いてしまう。あの傍迷惑な存在が更に増えるのかと。
実際は更に飛んでもない展開になっているのだけど
カンピオーネと言えば登場するだけで災厄を振りまく迷惑な存在として描写されているが、この巻では神殺しが4人も登場する。
主人公の護堂は当然として、サルバトーレ・ドニによる神獣狩りを名目とした招集から物語は始まり、この巻まで正体が不明だった最後の神殺しアイーシャ夫人、更に過去の世界でその当時の神殺しウルディンとも対決することになり……
斉天大聖が蘇る際にも何人もカンピオーネが登場したが、その時はある程度、分別ある人間だと自称する人間ばかりだった為かそこまで人類に迷惑を振りまくような展開にはならなかった。
しかし、今回集ったカンピオーネ達はドニを始めとして他人を振り回すことに全く躊躇がないタイプばかり。まさかドニ以上に傍迷惑な存在が居るとは思わなかったよ…
今回登場した最後のカンピオーネ、アイーシャ夫人は善良で優しさに溢れた人物。人間性だけ見ればカンピオーネらしさなんて欠片もない。しかし、持っている能力が危険極まりないし、その行使を躊躇しない辺りはやっぱりカンピオーネらしいと思えてしまう。
頻繁に過去の世界へ行ってしまったり、集団を魅了して狂信者の教団も作れてしまったり、戦闘向きの能力を使えば大地に厳冬を齎してしまったりと。悪気が無いだけに尚悪いとしか言えない権能を持っている
そんなアイーシャ夫人の権能のせいで護堂は過去の世界に来てしまう。有り得ない状況下に陥ったのにそれ程危機感がないのはいつものことだけど、現代社会から解き放たれ平和主義に徹する必要が薄れた今回の護堂は何というかとても活き活きとしている。この時代のカンピオーネ、ウルディンと非常に似ていると評されてしまうし、暴走しているわけでもないのに『教授』の場面ではかなりはっちゃけている。ウルディンへの攻撃手段など割と周囲への影響を考えなくていい為か常識を欠いたものだったし
もしかして、護堂にはこの時代の方が有っているのでは……? -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回はランスロットとの戦いがメインとなるが、それと同じくらいにアレクの魅力が随所に散りばめられている。
本当にアレクというカンピオーネについては、彼を主人公とした物語を読みたくなってくるくらいに主人公要素に溢れている。しかも、その主人公要素というのもありきたりな主人公タイプとしての要素ではなく「カンピオーネ!」らしい要素ばかり。
単独行動を好み、計画的な部分もあるが最終的には自分勝手に計画を変更して周囲に甚大な被害をもたらす。つまりアレクは護堂と非常に似ているのだ。
そんな似た二人だけど、護堂とアレクは似たタイプだからって仲良くなるわけでは無いのが面白い所。護堂は各ヒロインに対して似た部分だったり、合う部分を見つけてより仲を深めてしまう。
けれど、同じカンピオーネであるアレクにだけは反発を強めてしまう。というか平和主義者を標榜して神様以外なら変わったタイプが相手でも別け隔てなく受け入れてしまう護堂があそこまで明確に不快感を示す相手ってかなり珍しいんじゃないか?
今後もカンピオーネ達とは様々な交流が生じるのだろうけど、アレクだけは一風変わった関係性になりそうだ
今回敵となるランスロットだけど、後書きにもあるように業界定番の女体化ネタが披露された。ただ単純に女体化するのではなく、そこにお馴染みの神話薀蓄を絡めてランスロット女体化にそれなりの根拠を示してきたのは凄いなぁ
そしてランスロットは護堂と戦うために策を弄するようなことはせず、正面突破を心情としてぶつかってくる敵だった。その為、これまでは相手の意表を突いた上で切り札を放つような戦いが多かったように思うが、今回はこれまでと違い正々堂々正面切っての戦いが見られたのは良かったな
他にもランスロットによって狂奔の呪縛を掛けられた護堂も良かったけど。「加護」を使用する時も遠慮が無くなった護堂が描かれたが、狂奔の呪縛が掛かった護堂はそれ以上だったな。ヒロイン勢のみならず妹の静花まで自分の思惑通りにならないから可愛いと思えてしまうって、普段の護堂なら絶対に有り得ない考え方だよなぁ……
ラストにはアテナ復活&最後の王が眠る場所が宇宙と判明。どちらも驚愕の事実であるだけに、その影響が今後どのようにストーリーに絡んでくるのか楽しみだ -
Posted by ブクログ
魔王が三人揃い斉天大聖も従神を呼び出しこれまでもよりも激しい大立ち回りが繰り広げられる。更にはエリカ達も『加護』によって強大な力を手にしたものだから、尚の事戦闘描写が豪華なことに
ただ、その局面に至るまでに何度も小休止が挟まれるものだから、最終局面に辿り着くまでに少しじれったい思いを味わうことになる。勿論、待たされた分を問題なく挽回するほどの素晴らしい決着だから文句はないのだけど
そして素晴らしい戦いと同じくらいに印象に残ってしまう、むしろこちらの方しか記憶に残らないのでは?と言いたくなるのがお色気シーンの数々か
これまでも『教授』によって様々なシーンが描かれてきた本作だけど、混浴2連続や『加護』の描写は本当にアウトと言いたくなるようなものだったよ!第5巻で『加護』が初披露されたときもかなり際どいと思ったけど、今回はその時以上の描写。というか護堂の精神的制約が無くなったせいもあって、アレな描写としか思えないようなシーンでしたよ!
この巻では魔王然とした発言が幾つもあり、戦闘面でも天叢雲剣を使いこなせるようになりカンピオーネとしての成長を感じさせるものばかりだったのに、何年か経ったら『加護』のシーンのような護堂が普通になるって予感が示された事実の方が衝撃的
他にも少しばかりしか交流がないはずのアニーや羅濠教主も籠絡して、更にはひかりともしっかりフラグ成立。
今回は斉天大聖なんてビッグネームとの対決だったはずなのに、ラブコメ的要素の方が目立ってしまうなんてやはり草薙護堂は恐ろしい主人公である -
Posted by ブクログ
後書きに言及があるようにこれ迄二つ名だけが登場していた他のカンピオーネが話に絡んできたこともあって、かなり内容が賑やかになっている
護堂の周囲にも新ヒロインとして祐理の妹ひかり登場。が、流石に本作で小学生をヒロイン枠として扱うには難があるのか、まだまだサブヒロインといった印象だけど
そんな中で護堂がリリアナとしてしまった不用意な約束の行方は気になる所。正直、女心に対して鈍感な部分があるとはいえ直前に自分の所業をあれだけ列挙されながら「ひかりが自分に惚れるなんてあるわけ無い」と自信満々に思える護堂は男としてどうなんだろうと思わずにいられない
今回の敵はカンピオーネの一人である羅濠教主。これまでの敵が周囲一帯を巻き込むような迷惑千万な能力を使うのに対して羅濠教主は肉弾戦が中心。そのために護堂と羅濠教主の戦いはこれまでの決戦模様と様子がかなり異なる。でも、超常の力を用い自分と同等の力を持つ者以外は気にも止めない姿勢はやっぱり本作の敵キャラらしい部分でもあるんだけど
恐ろしく可憐なのに恐ろしく上から目線が似合う、そんなカンピオーネ
他に特筆すべきは陸鷹化の存在か。これまでもカンピオーネの理不尽さ、道理を無視した無茶苦茶さは多くのキャラクターによって語られてきた。それでも人生の十年をカンピオーネと共に過ごしてきた鷹化の言葉ほど納得できるものは無かったし説得力のある言葉は無い。そして鷹化の言葉があることで今回のジャイアントキリングを違和感の無いものにしている
ラストに登場した超ビッグネームと依り代となってしまったひかり。続々と揃ってきたカンピオーネ達がこの強大な敵に対してどのように戦うのか楽しみ
それにしてもあの挿絵はもう少し何とかならなかったものだろうか…… -
Posted by ブクログ
ネタバレ3を読んでからこの本を読むまで、まあ間の空いたこと。でも、8月に読むにはちょうど良かったかも。作中でもバカンス真っ盛り。夏休みに草薙くん達はサルデーニャ島へ遊びに行ってます。アニメでもそう言えばサービスショットが一杯。ハーレムで水着、ああ、はいはい…って思ったっけ。
でも、そんなことは、わりとどうでもよくって。
今回の倒すべき敵は、ペルセウス。
戦闘欲求の高まったアテナが、サルヴァトーレの悪戯で現れた龍に惹かれて降臨したペルセウスとドンパチを始めます。ただ、それで終わればいいのに、アテナはペルセウスを草薙くんにぶつけることを考えます。曰く、雪辱戦の相手は強い方がいいから。
サルデーニャからナポリに拉致された草薙くん。エリカや祐理と引き離されてしまいます。どうやってもペルセウスに勝てない彼。ウルスラグナの力も上手く行使できません。勝機を得るには新しい知識を教授される必要がありますが、恋人達はいない状況…。
そういう有無を言わせぬ事情のもとで、エリカのライバルで、前巻に登場し草薙くんに惹かれかけていたリリアナが、彼に騎士の名乗りを挙げます。そうだよね。ヴォバン侯爵のような暴虐の君主のもとにいるより、若き王の愛寵を受ける方を選ぶよね…。言っちゃ何だけど、ヴォバン侯爵ってカンピオーネじゃなかったらタダのアウト!だもの。
まあ…アウト具合では、今回のガス抜き役のサルヴァトーレだってダメなんですけれども。彼が出てくると怖いんだけど、どこか和む。不思議なキャラですね。一応秘密結社の面々もカンピオーネもヴォバン侯爵以外は仲がいいっていうのもちょっと不思議だけどラノベ仕様が上手く効いてます。
1でアテナと出逢って勝利(エリカと出会う
2でヴォバン侯爵とやり合う(祐理が恋人に
3でウルスラグナの権能完全掌握
4でペルセウスに勝利(リリアナが恋人に
何となくこうやって忘備録的にメモを
してないと何が何だか分かんなくなりそう。
女同士で、あれは王様だから、全員のこと好きなのよね、なんて、半分牽制、半分共存などと、なんぼ魔術師同士でも認め合うなんて現実なら出来ないし、ありえません。
エリカの正妻目線の取り仕切りも、女が読むと鼻につきますし、恋人が他の恋人を仕切ってくれて、ハーレムって、ある意味男の子の幻想。あれだけ男の顔で彼女たちを奪って、それで友達って草薙くんが言い張るのは無理があって、いっそもう、「俺は全員愛してる」って言っている方が、草薙くん男らしいと思うんですけどね。
それだと彼の誠実さっていう建前が壊れるからダメなんでしょうね…。
まあ、それはもういいや、と思って読んでます。
ラブシーン読む時は女の子の気持ちで読んで、それ以外は草薙くんを通して、自分が新たなカンピオーネになって戦ってるつもりで読む。かなり荒ぶった自分に、多少驚きますがそういう読み方を楽しんでみたり。
一緒に戦ってるんだけど、腹の底で、草薙くんを私なら、何の神の権能でどんな理由を持って倒すだろう…と想像するわけです。
彼に随伴する女の子やサルデーニャの魔女と、私は立場が違う。新たなカンピオーネならばくちづけごときで籠絡など簡単にはされないの。だって彼女たちは、みんなキスも知らなかった蕾ばかり。口では何を言おうとエリカもそう。それは、陥落もするだろう。
私は既に恋もしてきた。
草薙護堂何するものぞ。
なんていうふうに。
いや、別に二次創作のネタここで書くことない。
失礼致しました。
毎回神話の解釈や知識の開陳が楽しいお話ですが、こっちの知識が薄いと歯噛みしちゃいます。神話事典を手元に置いて読んだらすごくいいでしょうね。知識も厚みがでそうです。
次辺りでアニメのラストくらいでしょうか。 -
Posted by ブクログ
4巻を読む気になったので、感想を。
というより覚書を。
アニメの1話相当。
確か、草薙くんの人柄や能力を見込んで
最初の打倒した神様は、負けてくれたんだったような。
まあそうよね。だってほいほい倒されたなら
それ神様じゃないし。
神様とか、関係なく心の距離を縮めたのに
いざ荒ぶるとなったら、一緒に遊んだ子供
だろうがなんだろうが街だろうがぶっ壊す神様。
草薙くんは怒るけど…きっと悲しいのは
神様も同じくで、切ないからこそ倒されてくれた。
どうあがいても神様が間違ってると人間が
感じようとも、勝てない神力神威。
それに人間が抗うなら、神にも神意があり
人への愛情があり…人の強い意志と響き合った
時に、戦う資格が出来る。
そこらへんがちゃんと書かれてて納得しました。
恋愛については…のーこめんと。
このたらしやろー、と言っておきます。はい。 -
Posted by ブクログ
今回のヒロインは純和風の大和撫子。
心優しく芯の強い万里谷さん。大変霊感が強くて
最古参のカンピオーネから儀式に利用されたこともあるほどの
霊力の持ち主です。彼女は主人公の草薙護堂くんとは
同じ学校の同学年。妹は先輩として彼女を尊敬していますが
二人目の恋人に収まったところで小姑ぶりを発揮し始め
今回の敵、ヴォバン侯爵の騎士であったリリアナが兄に
寝返って3人目の恋人になりつつある今ブラコン丸出しです。
万里谷さんは、エリカと並んで、男の子なら落としてみたい
理想の恋人のタイプの一人でしょう。私が読んでもそう思うし。
自己犠牲と勇気と品格が備わって、いい子です。
ただ、彼女がお説教くさいのは、自分をだけ見て欲しい
意思表示でしかないし、そこに草薙くんの妹まで絡むと
そこだけはうるさくて煩わしいです。
だって万里谷さんと草薙くん、
もう深い仲になってる者同士の暗黙の了解があるから。
両名合意なんでしょ。はいはい。うるさいなあ、って感じ。
ヘタしたら万里谷さんのほうが好きかもって思うくらいだし。
ただですね。乙女の無事をかけて横暴の老王に挑む
若き異国の王。そして乙女との恋、というのは神話の
普遍のプロットなので、エリカさんがリリアナを寝返らせる
ための言い訳としても
勝って欲しい!と思いながら読めるので
草薙くんがすごく格好いいです。
そういう意味ではとても読んでいて気持ちいい。
戦いの高揚感に酔ってしまいそうななのは、我ながら
怖くて嫌なのですけどもともとヒロイックファンタジーって
そういうものですし。
か弱い女の子と若き英雄の冒険譚。
わかってるお約束だけど巻き込まれて読んだが勝ちですね。
誰の視点でお読みになるかは、読者様次第かな。
取り敢えず次の、一巻のBefore Storyまで
頑張って読んでみましょう。
本当に戦ったみたいにぐったりしちゃった。
こういうとこは無駄に自分が女子で、歯がゆいところ。
一冊関係ないの読んでから次かなあ。 -
Posted by ブクログ
読んでからレビュー書かないでほったらかしてしまって
今頃UP。
現代の人の世に神話の神や英雄が蘇り、人間のことなど
顧みず戦ったならどうなるか。
早晩人間は死に絶え、荒涼たる世界が来るでしょう。
そんな世界で一筋の光明となるのはカンピオーネと
呼ばれる人々。
まつろわず荒ぶる神を殺し、勝利した者達は、敗者となった
神からその能力を奪い、人類の脅威となる神々と戦うのです。
世界で一番新しい魔王。
新しいカンピオーネは日本人の男子高校生。
草薙護堂。
彼はその能力と魅力で多くの神を倒すでしょう。
そして多くの女達が、王たる彼の愛を追って従うのでしょう。
現代のヒロイック・サーガ、ここに開幕!
というところでしょうか。
神話が好きな人ならば面白く読めるのではないかしら。
主人公の草薙護堂くんは、性格的にはいい子です。
男らしいし正義感もあって優しさも持ってる。
本当はひとりに一途になれるのでしょうけど
敢えて王の愛寵を地で行くのかな。
久しぶりにある程度以上書いたり読んだりをしてきた
作家さんのライトノベルを読み始めた感じです。
下調べもちゃんとしてるし。
ヒロイックファンタジーの大ファンでもあられるよう。
戦闘に爽快感もあるしいいのですけど…。
私が読んでて辛かったのはまつろわぬアテナが
倒されるところ。彼女の痛みや悲鳴が身体に響くようで。
一瞬戦いを楽しみ狩ることの愉悦を見せた草薙くんが嫌で。
それがなかったら駄目だし、でもそれがあるから苦しいし。
アニメ先に見てるから、エリカだけが結局本命で
他の彼女は出てくる順に愛が薄いんだって知ってるし。
その時は相手に本気な彼のくちづけが、つらくてつらくて。
ここのあたりは女性読者ならではの感想かもしれません。
基本的には面白いお話だとは思います。